24000円安の底打ちから8000円の戻りと値下げ幅の33.3%の戻りとなって来た。個人的にはいい水準ではと思うが、相場には行き過ぎが付き物であるので、ひょっとして50%戻りの12000円戻りもあるかも知れない。ロシアによるウクライナ侵攻に端を発し、エネルギー価格の暴騰が始まり、それに追随してすべての商品の値上がりとなり世界的なインフレが発生、それによりインフレ抑制のための金利の上昇と、そして株価の下落、中国、米国の不動産価格の下落等世界金融は縮小となり、これはもう世界景気のリセッションの始まりと言ってもいいようだ。ただ、ロシアウクライナ紛争は、すぐには終わりそうでもなく、その間ロシアによる天然ガス等を材料にした揺さぶりを世界は受け続けることになり、原油等のコモデティ関連相場は高値圏での推移となりそうではあるが、中国、米国の景気下降が鮮明となると、相場も一気に値下げに転ずることも20~30%の確率位であるかも知れないことを頭に入れて置く必要はありそうだ。買いでの長期の大きな契約は厳禁とすべきである。
北九州市 解体業 石川興産