世界的に高値からの微調整と思われる。世界的な景気動向が下降している訳でもなく、あくまでも調整の一環とみてよくこのままズルズルと下がり続けることはなさそうである。高値から2000円~3000円の調整と見ている。懸念していた中国の後半に於ける景気対策も本年前半の100兆円まではいかなくても、党大会では景気を安定さすことを優先事項とし緩やかな減速を目指すことになりそうだ。GDP予測も年初6,5%をめざすとしていたが、新興国等が予想外に頑張っており、それが世界に波及、中国経済も通年での成長率を6,8%と予想外の好調さを維持出来ているようだ。これまで世界経済を牽引してきた米国もトランプ政権への不安も大きいが、現在のところは金融緩和策での株高等の恩恵が大きく製造業、非製造業、個人消費等好調さを維持している。
中国鉄鋼業も本年前半は国内での高需給から過去最高の生産量であったが、1~6月の輸出量は約4千万トンと前年同期比で3割減と3年ぶりの低水準であった。現在のところは大勢に変化はないが、さまざまなリスクもあり、この先何が起こるか判らないという昨今であるということをお忘れなく
北九州市 解体業 石川興産