2015年6月27日より500円下げ。

中国、ロシア等からの安値攻勢もあり世界市況は頭打ちから値下がり傾向が強まっている。又それ以上に重大なのは、ギリシャのデフォルトが現実化してきており、来週からリスクオフのドル高、円高になっていく可能性が強く為替市場、株式市場にどれほどの影響が生じるのか不透明な部分が非常に強い。先週末123円台半ばの円相場がどこまで円高に進むのか、それによって鉄、非鉄スクラップ、鋼材価格全てに値下がりの余地が生まれくる。特に非鉄は為替の円安で国内価格が高止まりしている面があり、その影響が懸念される。

北九州市 解体業 石川興産

2015年 6月16日より500円上げ。

円安、米コンポの上げ、アジア向け輸出価格の上げにより、国内価格が関東地区より、しっかりの展開となっている。しかしあくまでも調整の域の範囲内であり、世界市場の原油価格、鉄鉱石価格、原料炭価格、中国の鋼材輸出、中国の景気状況等々を見わたす限り、上昇は限定的だと分かる。これから、米国、日本とも電力規制が始まる夏場となる為、メーカー需要も減退することが予想される。原油は米国等でドライブシーズンが始まるため本来ならば上昇期待がもたれるが、サウジ、イラク、イラン等OPEC諸国が増産を表明しており、NY原油で60ドル前後の推移となっている。

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2015年 6月3日より、500円値上がり。

125円まで上昇した為替相場、株式市場の13連騰と、ちょっと行き過ぎ感がなくもないが、アベノミクス相場継続中といったところか。中東の混乱はすぐには収まりそうではないが、ギリシャ問題は何とかユーロ圏には留まる動きのようだ。今回の値上がりも安値訂正の動きであり、原油同様に上値は限定的である。米利上げがいつになるのかそれ次第で、全ての相場、為替、株式市場に影響が及びそうだ。マクロ経済、鉄鋼市場動向はやはり中国がどうなるのか次第という面もある。現在は悲観的状況下。

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