令和6年9月14日より1000円値下げ。

少し下げのペースが速くなって来ました。商品市況の代表格の原油価格がコロナ前の水準にまで下げて来ていますから、その要因は先行きの景気悪化を懸念したものになっていますので、スクラップも為替で下げ、景気見通しで下げと、又、大きいのが、中国からの安値製品の世界への流入でしょうね。これからはこれが効いてくると思われます。弊社も解体工事で1000トン以上見積もりしていますが、現在1万円下げで、すでに1000万円が飛んでしまいました。状況からして、下げ止まった感はありませんので、本年中にもう1万円下げる可能性も全然ありではないでしょうか。間近では17日よりのFOMC、金利の下げは間違いなく、0.25予想が0.5であれば、当然円高要因となりますし、これにより来週19日(木)から更に1000円下げもあるのではないでしょうか。中国は、鉄鋼製品だけでなく、電気自動車、太陽光発電、風力発電でも世界で安値攻勢をかけており、この先、世界が不況となっていくのであれば、中国発、演出の不況となる可能性が高いのではないだろうか。これを止めるのは、一切妥協しない中国共産党相手なので、これは中国製品をボイコットするしかなく、世界で一致してボイコット並びに高関税政策を取るべきであるが、日本には難しいかな。でないと、先々多くの企業が倒産することになりかねないのだが、対策は米国と歩調を合わせて、米、ユーロ、日韓等が協調して対策していくしかなさそうだ。今の中国は、鄧小平の改革開放政策により、経済の自由化を実施し欧米や日本等からの莫大な投資を呼び込み、現在の中国を作り上げた、その中国が無法状態になるのであれば、投資した先進国がその責任を取るべく行動するというのは当たり前のことだと思われるが如何かな。

北九州市 解体業 石川興産

令和6年9月12日より1000円値下げ。

為替が141円台までの円高が続き、湾岸価格も値下がり、3月よりの値下がりはとうとう1万円となった。このあと17日、18日のFOMCで0.25なのか0.5なのか、0.
25は織り込み済となるのでそう大した動きにはならないが、0.5であれば更なる円高で130円台となる可能性もあるのではないかな。そのあとのパウエルさんの記者会見も要注目となりそうです。日銀も頭の痛かった円安の進行に取敢えず歯止めがかかったと一安心、日銀による金利上げも当面はなさそうな雰囲気となっているように思えます。本日の、トランプ対ハリスの討論会も、米世論では60%~70%でハリス優位となっており、今のところハリス優位が拡大した模様である。この後、全米で圧倒的人気のある歌手のティラー・スウイフトがカマラハリス支持を表明、こちらの方が大きいのではないだろうか。トランプなら米国第一主義から間違いなくドル安円高であるが、民主党政権になってもインフレさえ収まれば、現状通り金利引き下げ、それによりドル安円高傾向が続くものと思われる。どちらにしても今の流れに変化はなく、トランプになれば、100円位まで円高が進む可能性は大きい。民主だとインフレと金利動向次第となりそうである。現時点では、カマラハリス有利であるが11月の大統領選挙までまだ何が出てくるかわからず、仮にトランプが形勢を逆転して大統領になれば、かつての安倍さんみたいに猛獣使いがおらず、無理難題を日本に押し付けてくる可能性が高い。日本としては出来れば民主党が続いて欲しいものである。本来は、共和党の方がより親日であるが、米国第一主義、白人至上主義、男性優位主義、銃社会継続主義のトランプでは、世界が大混乱に陥りそうである。南無さんですな。

北九州市 解体業 石川興産

令和6年9月10日より500円値下げ。

500円刻みでよく下げますな。為替がジリジリだから仕方ない面もあるがもっとドラステックに下げて底入れしてというのが業者としてやり易くもありますな。長い事下げられますと、買っちゃ下げ、買っちゃ下げが続きますからね。業者としてはやりにくい事この上ないとは此のことかな。お客さんに先行き下げますからその分下げては中々通じません。逆に、逆パターンもあるだろうと言われるのがオチかな。皆さん損して下さい。その要因は米国の雇用続計の悪化に尽きるのだが、9月の17日、18日に行われる FOMC(連邦公開市場委員会)での利下げは決まっているが、それが0.2 5なのか0.5なのか、更に11月のFOMCでの利下げはあるのか。利下げによって、インフレの再燃は大丈夫なのか。それに11月の大統領選がどうなのか。いろいろと複雑に絡んで来て市場も私の悪い頭もテンヤワンヤの大騒動となっていますが、皆さんはどうでしょうか。NISAで株が下がっても慌てずに10年~20年長期にこつこつと買っていき下がれば安く買えるわけですから長期保有で財産を倍増させて下さい。短期、中期のスクラップは目先いい材料がありませんな。インフレが鎮静化し商品相場も値下がりしいいはずがありません。又、国内不況必死の中国から安値の鋼材、半製品が外貨獲得の為今後大量に出回りますから、いいはずはありません。本来は中国製品には高い関税を課すべきであるが、中国の反撃が怖くて何もしないだらしのないのが今の日本の現状ですな。世の中国際化していますから、この際日本も米国の一州となったらどうかな。一案ですな。日鉄さんのUSスチール買収もすんなりですよ。

北九州市 解体業 石川興産

令和6年9月7日より500円値下げ。

本日の米国雇用統計がどうなるのか。最近は米雇用統計が一つのイベントみたいなもので、これが良いか悪いかで株価も為替も大きく跳ねますからね。要注目です。先月の雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想17.5万人に対して、11.4万人でした。大きくドル安、円高に振れましたね。今回はどうか、少し夏枯れ的な面もありますから、今回の市場予想は16.5万人となっていますが、少し予想が高い気もしますが、果たしてどうか。以前のように為替をやっているときあれば、私はドル売りで対応しますが、どうでしょうかねえ。この環境から全力ではいけませんね。為替に嵌ると夜られませんからね。大変でした。
日本市場も中国からの安値の鋼材輸入にそろそろ危機感を抱いて来ていますが、日本が関税引上げでもしようなら、倍返しで対応してきますから、貿易量が多いだけに難しい政治判断となるでしょう。進次郎いや誰がなってもうまくいくことはないでしょうね。これから先は、出来るだけ中国への進出は控え中国なしでもやっていける体制作りが急務と思われますが、目先の利益の為に中国頼みの企業が多いですから、ここから始めなくてはなりませんね。
中国が近隣諸国、国内でやっている非人道的なことを考えれば、日頃、コンプライアンスを振りかざす大手さんは一体何なのか。金儲けの為ならば、これを無視していいのか。日頃きれいごとを言っている経営陣は二枚舌と言われても仕方ないですね。ちなみに私は右翼思想ですので。私も偏っていると自分でも思います。目先は、上昇した反動安が続くと見て下さい。

北九州市 解体業 石川興産

令和6年9月6日より500円値下げ。

3月8日に値下げが始まり、8000円の値下げとなった。ただ、これで止まりではなく為替次第で更に下げるだろうし(本日143円台)景気の下支えに失敗した中国から、今後輸出材として大量に流出してくるであろうから、ここだけ見ても下げはあっても上がることはまずないと思われる。米国の景気もやや悪化傾向があり、原油価格も景気の先行きから久しぶりに70ドルを割るなど、すべてに高値からの下落が始まっているような様相となって来ている。この先米国金利が年内に2度~3度下がり、日本の金利が1度上昇するとすれば、為替は年内に120円台~130円台は視野に入る水準でもあり、鉄暦価格もネット45円割れのH2価格も年末までに35円~40円となりそうである。ここから先の在庫の積み増しや、長いスパンのフィックスでの買い物は絶対に避けるべきである。来年の景気?、中国が落ち込み、米国もその兆しが出て来ていますからね。大統領選も終わり、日本の新しいかじ取りも変わり、この激動化する時代に上手に乗っていくことが出来るかということになると、難しいというのか妥当と思われる。従って来年度は、急上昇した景気が調整に入る可能性が高く、難しい年となりそうである。只、判らないのが、AIの存在であり、この存在が世界の景気の急低下を防ぐ手立てを示すことが出来るような存在となれば、最悪な事態は防ぐことが出来るかも知れないが、まだそこまでの進化は出来ていないかな。

北九州市 解体業 石川興産

令和6年9月4日より500円値下げ。

日本の総理大臣は誰か、米国の大統領はどちらか。評論家は勿論、私も含めエセ論家ども09月04日500円下げのかしましいこと。人気はあるけど頭が悪いとか、皆に嫌われているとか、経済がダメだとか、喧々諤々の毎日である。私も初めは石破あたりにやらせて見ればと思ったが、どうもこの人理想ばかりで実効性がないのではと感じるこの頃である。又、ニーサ等投資の利益について増税すべきとか、これだけ長く政治家をやっているのに、えらく嫌われているのも、よほど人望がないからに違いない。この際初の女性宰相で高市でいいのではないかな。そして天皇家も嫌われ秋篠宮家を外し愛子様を女性天皇家とする。令和を女性の年にすれば、日本も変われるのではないでしょうか。と最近は思ったりもしますが、果たしてどうか。米国もそろそろトランプも馬脚を現し、こちらも米国史上初の女性大統領で万々歳ではないでしょうか。話は逸れましたが、この先米国景気がどうなるのかということに、先行きは掛かっているようです。歴史的には、大統領選のある年は景気が上向き、終わると下降に入ることが多いのだが、昔と経済規模が違うのと新たに昔はなかったAI等竜子社会が出現していることがどのように影響してくるのか想像すら出来ない時代が来ようとしているのではないだろうか。鉄はどうなのか、中国が相変わらず需要もないのに減産もせずに供給しているものだから、価格的には値下がりが続きそうである。為替も、過度の円安は終わり、米国の金利次第で、じりじりと円高が継続していくものと思われる。今の日本の実力からして120円〜130円というところではないでしょうか。本日は井上尚弥のボクシングがありましたから、すっかり遅くなりました。これでも若いころは近畿の社会人チャンビオンでしたから。若い頃はね、いい時代でした。

北九州市 解体業 石川興産

令和6年8月27日より500円値下げ。

23日のジャックソンホールでのFRB のパウエル議長が9月からの利下げに言及、その話しぶりから、利下げ幅が0,25ではなく0. 5ではないかと市場では普戒感が生じているようだ。又、11月も引き続き利下げが行われるとの観測だ。パウエル議長は、7月の雇用統計の悪化を労働市場の減速と捉えており、利下げが続くようであれば、このままドル安円高が継続し、今まで円安で潤っていた輸出企業はそのまま減益が増大することになる。
更に、日銀が再利上げに動くようだと、12月には120円台の円高もありうる。又、米国の大統領選もトランプなら円高、日本の総裁選挙も小泉進次郎なら、経済音なところから果たしてどうか。ここから先は、いつも普鐘しているように、高値波乱が続いた後に、右肩下がりの動きになっていくものと思われる。当然商品価格も為替スライドで下げに向かう動きとなりそうである。日米の波乱含みも要注意であるが、やはり今後の世界経済での大きな波乱要因は中国経済である。習近平が経済よりもイデオロギー重視の政治姿勢を続ける限り中国経済の復活はなく、中国鉄鋼メーカーも安値の輸出に走っており、それが世界の鉄鋼市況を冷やし続ける大きな要因となっている。この傾向は今後更に顕著な動きとなる可能性も高く、いつか来た道、鉄鋼不況となることも片隅にいれておくべきである。

北九州市 解体業 石川興産

令和6年8月22日より500円値下げ。

9月に入り、一段と円高に進むのではという思惑と、やはり中国経済が難しく鋼材市況を今後押し下げて行くのではという悲観論も多く聞くようになったところから、為替と同じく乱高下しながら値下がりが続くことになりそうである。株式、為替、商品すべてが異次元の値上がりを見せていたところから、山高ければ谷深しと思わぬ展開になるかも知れない。証券会社や評論家は個人投資家を囲い込みたいところから、未だに強気を宣っているが、かなり無理があると思われる。ここから先の投資はより慎重になるべきと心がけることが肝要である。当面はまだ上下波動が続き、ちょっとした材料で大下りを見せる展開となりそうである。何故私が評論家でもないのに偉そうにと思われるかも知れないが、バブルが弾けた時に、強気一辺倒だった私自身が吹き飛んだ経験から言っていますので、多少は信ぴょう性もあるかも知れません。バブルの時は5年間位で5億円位儲かり、半年で10億円飛ばしましたから、株式証券を担保でガンガン買っていましたから、残念ながらKO負けでした。ものすごく手痛い勉強となりました。とにかく経済はいい時ばかりでは決してありませんから、前述していますように山が髙ければ、間違いなく谷も深くなりますから、ここから先は目一杯の勝負は極力避けることが肝要と思います。皆さん頑張って下さい。

北九州市 解体業 石川興産

令和6年8月6日より1500円値下げ。

とうとう暴落しました。1日で4451円下げなんて別に何か特別な不安が出た訳でもなく、不安心理が増幅し売りが売りを呼び、それに投機筋の大きな売り仕掛けが入ったということでしょうね。これまでのダウ及び日経平均も投機筋の仕掛けでの上昇であり、最終的にはこの暴落の為の買い上がりだったと見て間違いないでしょう。又、高速売買も売りが売りを呼ぶことになり、下がることにより,信用買いの強制整理が行われ下げが下げを呼んだようだ。
ところで、今回の下げの要因はと言われても、ここまで下げられる材料でもなく、米国の経済指標の若干の悪化、それにより9月より利下げするというFRB議長のアナウンス,片や日銀総裁の利上げ宣言、これだけだとここまで2週間で8000円も9000円も下げる材料でもなく、これにイランとイスラエルの本格戦闘の始まりかということを含めても下げ過ぎかなということは、やはり相場自体が投機筋の買い上がりも含めて行き過ぎであったということに過ぎない。1987年のブラックマンデーは米国の双子の赤字(財政赤字と貿易赤字の巨大化)により過度のドル安となりこれも過度のインフレ懸念により3836円もの暴落、2008年のリーマンショックは住宅ローンの信用度の低いサブプライムローンの破綻により、リーマンブラザーズの倒産等により大暴落となり、今でもリーマンショックという、言葉が残るほどの世界経済にとっての大打撃ではあったが、今回は相場の行き過ぎを小さな材料であったが、過度に反応して売りが売りを呼んだということであるようだ。
この先、相場はまだまだ上値には売り物が控えているだけに下げの反動上げというのは見られても、とても本格反騰というのは考えられない。ドル円にしても然り、上下しながらの円高方向と見る方がよさそうだ。

北九州市 解体業 石川興産

令和6年8月2日より500円値下げ。

少し流れが変わったような状況かも知れない。FRBのパウエル議長が9月理事会での利下げ示唆、方や日本の日銀政策会議後で0.25の政策金利利上げを発表、植田総裁もゼロ金利からの脱却を宣言し次回も更にあり得るとの文言から、急速な円高が進み株式の大幅値下げに繋がった。日米両国が同時に、方や利下げ、方や利上げに動けば当然ドル安、円高のチャートが続くことになり、更にドル安論者のトランプが政権を取れば予想外の円高もあり得ると思われる。極端な話、「もしトラ」であれば、いつか来た道の1ドル100円割れということもひょっとすればあるかも知れない。ないかも知れない。と、ええ加減な話ですので参考にはしないようにお願いします。とはあれ、日本の輸出企業には大打撃でこのまま円高が続けば、大幅減益は避けられず当然株価も大暴落となる。円安で値上がりしている輸入物価も円高で収まることが出来れば、金利の引き上げも何回かで止まる可能性もあり、そこのところの舵取りが、植田総裁も難しい判断を下していくことになりそうだ。バブル崩壊の時,時の日銀総裁であった三重野総裁が、バブル退治と称して、此れでもかというほど金利を上げ続け、多くの金融機関や証券会社、不動産会社を潰し、日本の失われた30年の元を作ったことは事実であり、裏にはバブルで跋扈し始めていた裏社会潰しとも言われたが、この金融政策が、悪だけでなく多くの善良な国民を長年にわたり苦しめたことは、日本の暗黒の歴史として忘れてはならない。日銀は政府等にも影響されない独立性を保つものでなければならないが、間違った人が出てくることもあるので、何らかのブレーキを掛けることが出来る条例も必要である。この状況が続けば先行きは弱いと見ておくのが普通かな。

北九州市 解体業 石川興産

 

遠吠え通信迷惑版


No.58-遠吠え通信迷惑版
2018年6月5日

遠吠え通信迷惑版(H.30.6.5)

 鉄スクラップ相場は、関東地区が国際価格の影響で九州地区と4500円もの価格差となってしまった。現在は、購入市場のトルコ経済の悪化から、若干値下がり傾向となっているが、ここまでの東高西低相場は私の記憶ではなかったような気がする。西側業者でも輸出業者は、現地仕入れは安く売りは東側業者と同等であるので笑いが止まらないはずである。しっかり儲けて下さい。

*モリカケそろそろ幕引き。

 まあ、何もない中(役人の忖度はあったが)一年以上安倍を攻撃し続けた野党さん達、全員、年間3000万円以上受け取っている議員給与を返還しなさい。

国民の為の政治をほったらかしにして、何とか安倍を降ろそうと繰り返し不毛な言動で国民をだまし続けた罪は、あまりにも大き過ぎる。全員給与返還でも

許されるものではない。国際社会が大混乱している中、ただ単なる揚げ足取りに終始したさまは、国会議員の資格なし。情けないばかりである。皆さんもマスコミや野党議員の嘘に騙されないように、何事もよ~く物事の本質を捉えて下さい。安倍さん程、国民の為に働いている首相は、これまで見たことがありません。彼の働きで30年間低迷していた日本が今生き返ろうとしているではありませんか。よ~くみて下さい。清廉潔白さも(脇の甘さはありますが)

*立憲民主の枝野代表の厚顔無恥ぶり。

 民主党幹事長時代、哀しいかな東日本大震災が勃発しました。多くの方々が無念にも不幸となってしまいました。そして、彼らが隠しまわっている福島原発の爆発事故、当時の菅首相と一緒になって、海水で冷却しょうとした東電幹部を怒鳴りあげ、それをストップさせ、とうとう原発の爆発という最悪の事態を引き起こしてしまった。そして国民に真実を伝えず、全て東電に責任をなすりつけ、国民に嘘ばかりの説明で被害を更に拡大させたことは、決して許されるものではなく、これが未だ国会議員を続けていること自体が犯罪である。反安倍の左派議員を集めて、朝日新聞等と結託して日本国民を騙し続ける等、この男も許されるものではない。

*永田町アホバカ列伝~日本維新の会、足立康史

 国会の中にいるので、一番本質を捉えているような書です。出来たら目を通して見て下さい。

*森友、加計問題の本質とは?

 平成29年(2017年)前半、通常国会、そして国じゅうを騒がせた、森友学園、加計学園問題、まずはこの案件から考えていくことにしょう。

・森友学園は単なる補助金詐欺案件。

・「加計ありき」ではなく、「加計しかなかった」。

・「忖度」は民主主義の血液だ。

・文科省、学校法人という知られざる聖域」。

・アホばか案件に乗っかったバカな野党。

・三つの「小さな」ミスを犯した安倍総理。

*森友学園―犯罪者を粛々と罰すればよい。

 森友学園と前理事長の籠池泰典(本名・康博)被告の行状については、大阪地検特捜部が起訴し、今後刑事裁判が進んでいく中で明らかになっていくだろうが、この問題は、結局、一学校法人の経営者が学校法人の仕組みを使って補助金をだまし取ろうとしていた構図に行きつく。本質的には、単なるしょっぱい詐欺事件なのだ。その過程で、安倍晋三総理夫人の昭恵氏が関わっていたとか、国民の財産である国有地が不当に安く払い下げられたとか、その買い戻しをめぐって財務省の官僚が安倍総理の意向を「忖度」したとか言われているが、要するに、詐欺を働こうとした悪党が新学校設立という状況を利用し、その仕組みの中に総理夫妻の名前、総理夫妻のイメージを練りこみ、ハッタリをかまして勝手に利用していただけだ。財務省近畿財務局や国土交通省の官僚が背任的行為として関与(いわゆる8億円の値引き)しているかどうかは、今後司法の場で明らかになるはずだ。だが、ハッキリ言えるのは総理界隈は被害者であるということだ。

 事件の本質は、言ってみれば「しょうもない話」であるが、それにしても安倍総理が利用出来ないとわかるや「裏切られた」などと言い始め、手の平を返して民進党や社民党などと結び「国策捜査」などと主張し始めた籠池被告夫妻、その手にまんまと乗っかり安倍内閣攻撃の材料として見境なく利用し始めた民進党や社民党には、良心のカケラも感じられない。

*加計学園―思い込みの自爆だった。

 「忖度」という言葉の意味と読み方を飛躍的に普及させた加計学園問題だが、7月25日の衆参両院閉会中審査では、結局、前川喜平前文科省事務次官が、「加計学園は総理の友人だから忖度があったに違いない」とひとり勝手に考えて、その後の行動や発言に及んだだけだったことが鮮明になった。安倍総理への忖度によって「行政が歪められた」のでなく、安倍総理への忖度があったに違いないと認識した官僚が、自らその状況を「忖度」して内部文書に残していただけの話である。要するに、ただの思い込み自爆だったのだ。

*獣医学部は本当に必要だった。

 本質は愛媛県今治市には獣医学部を設置する明確な意思があり、実際に設置すくことが出来たのは「学校法人加計学園」しかなかったという話だ。加計学園の発端は、愛媛県と今治市が獣医学部の新規設置に於いて同学園を選んだことから始まっている。思い出してほしいのだが、実際に同学園を検討の俎上に載せたのは民主党政権だった。

 地方では獣医が不足しているが、文科省による「設置許可岩盤規制」があって既存の学部は認可されない。そこで「特区制度」つまり政治主導で進めた。加戸守行元愛媛県知事が国会で述べたとおり、その過程でリスクを取れる学校法人が加計学園しかなく、随分あとになって京都産業大学が提示した案は、具体性に欠けていたのである。

*安倍政権攻撃なら何でもありのバカな野党。

 さて、本件でもっとも私が怒こっているのは、本質的には総理にほとんど落ち度がなかったにも係わらず、北朝鮮危機など重要な問題はそっちのけでさんざん「もりかけ」をスキャンダラスに盛り上げた野党だ。

 民進党(国民民主党)の玉木雄一郎議員に至っては、繰り返し安倍政権を攻撃しながら、自身は父親と弟が獣医師であり、平成24年(2012年)に日本獣医師会から百万円の献金を受けている。本人はそれ一度きりであり、加計問題とは何の関わりもないないと主張するが、その後も香川県獣医師会から献金を貰っていた。だから、玉木議員は獣医師会の代弁者といわれても仕方ないし、これは「受託収賄」という犯罪である可能性がある。結局、野党が「もりかけ」で安倍政権を徹底的に追及した真の理由は、他の政策論争ではまったく勝ち目がなかったからだ。それだけではなく、野党共闘とか国民連合政府などといくら言ってみたところで、正面から政府与党や維新と論戦を行えば野党4党は勿論民進党内の結束さえ危うくなる。要するに国家国民のためではなく、自分たちの自分たちの保身の為に「もりかけ」ばかりに焦点を当てたのだ。

*安倍総理が犯した3つの「小さな」ミス。

 私は「モリカケ」問題に関して安倍総理は的を射ない攻撃にによく我慢し、総じて丁寧に対応されたと考えている。基本的に、総理にはいい迷惑だったという話だ。ただ、一国の総理大臣、それも日本政治の歴史に憲法改正という大きな転換点を刻もうとしちぇいる総理大臣として指摘しなければならない「小さな」ミスが3点ある。ミスそのものは小さいが、失ったかもしれないものが大きすぎた。まず、総理自身が身の潔白を確信していたために、当初少々「煽り気味」に反応してしまったこと、次に昭恵夫人の問題。そして最後は、総理自身もあとで強調することになった「李下に冠を正さず」という視点が弱かったことだ。

*「李下に冠を正さず」・・・人に疑われるような紛らわしい行動は避けること。

 北九州市 解体業 石川興産