中国本土での新型のコロナウィルスの拡大に先行きに対して暗雲が立ち込めて来たようだ。北京や上海での発病者の増大や日本でも感染者が増えて来ていることから判らないことへの不安感が増大している。前回のサーズのときも収束まで半年以上かかったことから、オリンピック開催への不安感も出てきている。1~2か月様子を見てみないと世界経済の動向が掴めないというのも不安感を増幅させるものとなっている。米中貿易戦争で悪化傾向にあった中国経済が物と人の動きが止まるという新たな不安要素を抱え、これが長期化することになると多くの債務超過企業は存続の危機に陥ることになる。又、米国も逃げきったかに見えたトランプ大統領の弾劾裁判だったが、元側近のボルトン前大統領補佐官の著書が近々発売され、ボルトン氏自身も証人喚問に応じるのではと多くの憶測を呼んでいる。
著書自体は国家安全保障会議当局者が機密情報が含まれていることから出版出来ないとも述べている。英国も国内的にEU離脱を果たしたもののEUとのさまざまな交渉ごとが難航すると言われており、又英国のファーウェイの一部承認に関して親密であったトランプ、ジョンソンの仲も不透明なものとなって来ており、まだ合意なき離脱の危機は脱していない。コモデティ価格も目に見えぬ不安感から先物中心に売りの御用が先行しており当面見えない敵を相手に戦うことになる。
北九州市 解体業 石川興産