中国の春節明けで荷動きが悪く、恐らく一時的な値上がりではと思われる。中国政府も景気の浮揚に地方政府に圧力を掛けて一生懸命ではあるようだが、とんでもなく膨れ上がった債務の為、財政出動も少しは効果はあるだろうが、果たしてどうだろうかという感じではなかろうか。中国の脅威の経済成長は、外資による進出と不動産を中心とした内需の急拡大によって実現したものであるが、人権問題や不法な対外進出により外資の投資は激減、不動産事業も、対内的に民間企業を締め付けた為にこれも失速、これらの経済失政から、これまでのように中国に期待するのは難しいと思われる。現在の中国の債務は官民合わせて51兆9000億ドル(6643兆2000億円)と中国のGDPの3倍以上存在し、これは年々増加傾向を辿っており、経済成長が鈍化して来ている現況では、今後、悪くなることはあっても良くなることは非常に難しいと思われる。又、習近平が台湾進攻を今後3年以内に行うのではというCIA関係者の話も、結構現実味があるようで、これがいよいよと外資の中国離れを促進する動きとなっているようだ。日本の10倍、20倍といわれる不動産バブルの崩壊により、今後中国経済は、日本の失われた20年(30年とも言われる)のように低成長経済になって行くものと思われる。日本の政治も、この物価上昇の状況下に増税の話が出る等相変わらずの政治不作が続いており、海外の経済情勢頼みの頼りない国家運営が続いている。今回2500円と大幅値上げとなったが、海外の状況、とくに中国の経済を見る限りは、そう期待できるものではない。
北九州市 解体業 石川興産