2017年7月12日より500円値上げ。

鉄鉱石、原料炭の先物価格が底値より反発、又、秋の共産党大会を控えての懸命な景気対策により鋼材の需給も好調推移しており、現在のところはアジアの鉄スクラップ価格も強含み推移している。一時不安視された中国の鉄スクラップ輸出も国策で止まっておりビレット価格等の上昇に繋がっている。現在中国の景気の信ぴょう性や、米国のトランプが政策として掲げている大規模減税、大規模インフラ投資が陽の目を見るのか、中東のサウジとカタールの対立による原油市場がどうなるのか等々、世界経済に影響を及ぼす問題が数多く存在しており、緩和から引締めに変わり始めた世界金融市場も含め先行きは非常に不安定と見るべきである。現在のところ世界経済は若干上昇基調ではあり株式市場も堅調ではあるが、トランプの米経済がドン詰まる可能性は大きく、又、これからの利上げは米国消費者の金利負担を増大させ、今までもサブプライムの再来となると言われている自動車ローン等の破たんが急増する可能性が大きい。

個人的には、秋以降危ない危ないと考える。*もし安倍退陣となれば、円高と株安に見舞われ日本経済は大不況に陥るとみる。

北九州市 解体業 石川興産