令和4年7月29日より2000円値下げ。

相場の格言で落ちてくるナイフをとるな。という格言もあり5月6日高値H2ベース66200円より上げ幅の半値落ち44000円となり、次の節目が40000円、更に下げると、高値の半値33000円となるが、仮に世界経済が大きなリセッションに見舞われるとすると、高値より半値8掛け2割引という暴落時の格言もあるように、高値より計算すると21000円となるが、今回の上げ相場のスタートが2020年5月19日の21900円なので、まったくの行って来い相場ということになる。世界経済が大きなリセッションに見舞われると、原油需要の減退ということで、高値圏にある原油も大暴落することになり、世界経済の先行きは、原油先物を注視していれば不況になるのか、そうでもないのか、ある程度の判断は出来ることになる。問題は中国共産党が経済よりも政治を優先する政策等を押し出して来ており、この状況が続くようであれば、中国の経済成長は期待できなくなる。中国の不動産不況はバブル崩壊の様相であり、中国マネーの滞り、外資の資金の引き揚げと、これからもっと下降する要素は強いと思われる。鉄スクラップも北九州では一部輸出業者の買い止め、又ステンレス屑304も大手業者の買い止めとなっている。さてどうなることやら。

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令和4年7月27日より1500円値下げ。

値下げが止まりません。高値より22000円値下げと、建値ベースH2=@4万円割れも視野に入ってきた模様だ。2か月と20日でのこれだけの値下げであるので、まるで悪夢を見ていると思われている方も多いのではなかろうか。前にも書いたが、この相場のスタートは2020年5月19日21900円よりスタートし、2022年5月6日にH2ベースで66200円を付けた、その間の値上がり幅44300円、その半値落ちが22150円
値下がりの約44000円となるので、今回はすでに半値落ちを割り込み@43500円となって来たので、次の節目は@4万円となって来た模様といってもいいかも知れない。勿論値動きは、チャートだけで語られるものではなく、マクロ、ミクロの経済情勢、その時々の政治と経済情勢に大きく左右されることになる。現況は、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー相場の混乱とそれによるインフレ、インフレからくる金利高、金利高からくる円安とさまざまな情勢が絡み合いながら、それに左右されることになる。それ以上に私が気にしているのは、中国の経済情勢で、特に不動産バルブの崩壊は中国だけではなく世界経済に大きな影響を与えるのではと心配している。我が日本もバルブが弾け、経済的に失われた20年とか30年と言われ、未だに経済は低迷中といっても過言ではない。中国の不動産バブルは日本どころではなく、その何倍もの規模となっていることから、非常に心配である。ただ共産党独裁国家なので、世論や情勢を気にせずに政策を打ち出すことも出来ることが強みでもあるので、逆転出来る政策を打ち出すことが出来るのかお手並み拝見である。

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令和4年7月23日より2000円値下げ。

高値より20500円下げとなり、相場的にはお手上げの状況となった。中国の鉄鋼需要の減少で目先、先が読めない展開となりつつあり、新型コロナの爆発的拡大も、今後が読めない一因となっている。何度も書いているが、これまで中国経済を牽引してきた不動産業が伸びず、経済の先行きを懸念してか消費も伸びを欠き、今後の低成長を予測から需給とも伸びを欠いた動きとなっている。日本も原油高と円安からインフレ傾向となっているが、これは不況下のインフレであり、日銀の低金利政策を非難する向きもあるが、好景気のインフレで無い以上、金利は上げるべきでなく、これから不況に突入する可能性もあるところから、企業の借入金利も上昇させるべきではない。又、市場金利を上げるということは、国債発行の多い日本の財政にもろに負担が増えることになり、政府支出の圧縮に繋がり、しいては社会保障等の減額に繋がることになる。スタグフレーションの影が少し大きくなりつつあり、嫌な感じとなりつつあるようだ。H2建値45000円というのは微妙な価格帯であり、@44000円を割れてくると、4万円割れの底なしも最悪考えられる。くわばらくわばらである。

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令和4年7月13日より1000円値下げ。

5月7日より16500円下げと一見底抜けチャート的な動きとなってはいるが、中国も党大会を前に景気の底割れを阻止すべく景気対策を打って来ており、もうそろそろ値下げの第一波は終了すると思われるが、髙インフレと金融の引き締めは続いていくので、世界景気の動向次第では、時間を置いて値下げの第二波もあることを頭に入れて置きたい。この相場が2万円台から始まっているので、最悪、時間をかけながらそこまで下げる可能性だって20~30%の確率であると思われ、すべては世界経済の動向次第ではあるが、現在のところ世界経済はリセッションの入り口にあり、米国を除いてはロシアの侵略行為とエネルギー不足から髙インフレにより変調を来していることは間違いないようだ。エネルギー問題がより悪化して景気にさらなるダメージを与えるのであれば、いよいよとスタグフレーションという最悪期を向えることになる。ロシアは西側の政治経済に於ける混乱を狙っているので、この状況は短期的に終了することもなく、何か嫌な予感がするのは私だけではないと思われる。

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令和4年7月9日より1000円値下げ。

本日は非常に残念な日となった。バカな暴漢に立合い演説会で安倍元首相が銃撃され亡くなってしまった。首相在任中の後半はモリカケ事件や桜の会の不祥事で如何にも悪者扱いされていたが、この人は本当に心のきれいな人であり、悪いことが出来る人ではなく、心の底から日本と日本国民のことを考え、尽くそうとしている立派な政治家であった。ただ、人が良過ぎて悪意を持った人間に利用された、これがモリカケ事件でもあった。官僚たちも力を持った安倍政権を恐れ、悪意を持って利権をかざす悪人たちに上手く踊らされ忖度したことでこれらの事件が大きくなっていったのは、よく知られていることである。安倍さんのご冥福をお祈り致します。非常に残念である。さて下げ相場継続中ということで、在庫を多く抱えた業者は面白くないことこの上ないが、けん引役の中国が11月の共産党大会を前に景気対策を打ち出すのではとの憶測もあるが、これまで牽引してきた不動産業にその力はなく、ゼロコロナ政策の影響もあり内需拡大策は難しい環境となっているようだ。やはり世界の鉄鋼生産の50%強のシェアを持つ中国が強い動きをしないのであれば、世界の鉄鋼業界も、イマイチの状況となってしまう。又、世界経済全体も、ロシアウクライナ紛争の悪影響で先行き懸念が出ており、これも相場の押し下げ要因となっている。インフレ下の不況が現実なものとなりつつあるようだ。

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令和4年7月6日より1000円値下げ。

5月7日より14回目の値下げとなり、値下がり幅は14500円となった。プーチンロシアの悪行から世界は髙インフレに見舞われ、金利の上昇が始まり景気の先行きに暗雲が漂ってきていることから、株式や商品市場では買いが入らず値下がりが続いている。ロシアからユーロ諸国への天然ガスや原油の供給が制裁の為、大きく減少していることが要因ではあるが、ユーロ諸国が代替品で賄えるようになるまで、エネルギー価格は落ち着かず高値圏推移していくものと思われる。これがインフレの最大要因となり、金利上昇の元凶となり不況への入り口かと不安が高まっている最大要素でもある。インフレ下の不況所謂スタグフレーションということである。又、厄介なことに仮にウクライナで停戦が実現してもロシアへの制裁は継続される為、悪いインフレーションは収まることはないとなる。経済の需給だけの問題ではないだけに、ことは非常に厄介であり誰しもが経験則では測れない要素が強すぎる為、より不安感が増大しているように思われる。どうなることやら、私みたいな下町の経済評論家ではいよいよわかりません。変な不安感はありますね。

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