No.51-遠吠え通信迷惑版

遠吠え通信迷惑版 (H29.3.31)

*面白記事紹介~最近はトランプに振回されて、世界経済の見通しが非常に難しく、水面下では地政学的リスクの高まりも気になるところである。日本では、相変わらず能天気な政治家どもが、安倍夫妻が明らかに利用された被害者だとわかっているのにも係わらず、大切な国会での審議を放棄して子供のいじめのようなアホなこと続けている。私も何故か貧乏暇なしで利益なき繁忙を続けており、ゆっくりと経済の行く末も考えられない状況だ。今回は気になった記事をご紹介します。

*朝鮮半島有事Xディは新月(4/26)か。・・・フィナンシャルリサーチ社

 「北朝鮮を軍事攻撃した場合直ちに報復攻撃を受け、第二次朝鮮戦争がスタートする」

(ガルーチ・ジョウジタウン大学教授)

 トランプ大統領は、オバマ政権の北朝鮮策「戦略的忍耐」は失敗であるとして撤回を表明している。「オリンピックの呪い」は、中国の地政学的リスクを高め、「超高層ビルの呪い」は韓国の地政学的リスクを高めている。ティラーソン米国務長官は、日本、韓国、中国を歴訪した後、「北朝鮮に対する戦略的忍耐はすでに終わり、核開発の野望に歯止めをかけるために、あらゆる選択肢がテーブルの上にある」と警告した。北朝鮮外務省報道官は「いかなる戦争にも対応できる意志と能力がある」と反発している。

 トランプ米大統領は、2月の日米首脳会談に続き、4月6日、7日には米中首脳会談に臨むことになるが、軍事力行使を決断していた場合、タイムリミットは5月9日の韓国大統領選までとなる。

  • 米韓合同野外機動訓練「フォールイーグル」

 米韓両軍は、現在、4月末までの予定で、北朝鮮の脅威に備えた定例の合同野外

訓練「フォールイーグル」を実施している。今回の演習には、オサマ・ビンラディン容疑者の暗殺を実行した米海軍特殊部隊シールズ「チーム6」も参加している。米軍はステルス戦闘機や高度レーダーを保有していることで、湾岸戦争などのように月明りがない新月付近に空爆を開始してきた。すなわち、米韓合同軍事演習が終了する4月末の新月(26日)がXディとなる可能性が高いことになる。

  第一次核危機では、クリントン米政権が核施設攻撃を決意した段階で、北朝鮮は核放棄に応じた。第二次核危機では、ブッシュ政権が「悪の枢軸」と非難した段階で、北朝鮮は6か国協議に応じた。第三次危機では、トランプ大統領が、北朝鮮が米国本土を攻撃可能な大陸間弾道弾(ICBM)の発射というレッドラインを越えたとして「1973年戦争権限法」により60日間限定の軍事行動に踏み切る可能性に警戒すべきか。

 

  • 朝鮮半島の南北統一費用

東西ドイツの統一コストは、最低2兆ユーロ(約240兆円)から最大4兆ユーロ(約480兆円)まで諸説ある。2005年、米民間研究団体のランド研究所は、米国防長官の依頼を受けて、南北統一費用として、最低500億ドル(約5兆5000億円)、最高6700億ドル(約73兆7000億円)と発表した。そして、南北の経済力の差(25倍)が東西ドイツ(7.5倍)よりはるかに大きく、人口も北朝鮮が韓国の半分「(東ドイツは西ドイツの4分の1)であるため、統一費用ははるかに大きくなる可能性を示唆した。2010年、韓国政府諮問機関は30年間で2兆1400億ドル(235兆4000億円)と算定している。膨大な南北統一費用は、韓国(2015年GDP1.4兆ドル)だけで負担するのは無理なことで、日本にも負担が要請される可能性があり、財政赤字・経常赤字の拡大は円売り材料となる。

*トランプの米国で起こっている真に恐ろしいこと(JBPRESS)

 一言でいえば、「トランプ大統領の勝利は保守主義の復権であり革命なのだ。目指すは個々の政策ではなく、保守イデオロギーの復権にある」ということ。

その意味では事実関係がどうのこうの、ごちゃごちゃした枝葉末節などうっちゃっておけというのだ。

 トランプ大統領やその陣営がバイブルとしている本がある。「Abig Agenda:

Presidennt Trannp`s  Plan to save Amerika」筆者は「米国でも屈指の保守主義煽動者」と評された「ディビット・ホロウィッツ」

両親は生粋の共産主義者。その影響を受けて1956年から1975年までニューレフトの旗手と言われてきた。70年初頭には黒人過激派組織「ブラックパンサー」の共鳴し、運動資金集めに奔走した。

 当初は、ソ連のヨシフ・スターリン(ソ連共産党書記長)に傾倒するが、厳しい粛清・殺戮を繰返すスターリンに失望して共産党を脱党する。

長い沈黙の後、1994年の大統領選には保守派のロナルド・レーガン共和党候補に1票を入れたのを機会に左翼から右翼に転向した。

 「ウィキーリーク」編集長ジュリアン・アサンジ氏のインターネット番組に出演したホロウィッツ氏は転向の動機についてこう述べている。

 「共産主義者の言うユートピアは理想に過ぎない。人間というものは、それほど崇高なものではない。自己中心的であり、嘘つきであり、欺瞞だらけだ。スターリンがそのいい例だ。共産主義者というものは他の人間を裏切り貶める」

 「人間は宗教心がなければ、ユートピアを求めてナチスか共産主義に走る。しかし権力の座に就いたとき独裁者に化ける。」 

 「私はその恐ろしさを知っている。私は最初からオバマは隠れ左翼だと思っている。その証拠にオバマ政権内部には左翼の危険人物が入り込み、アメリカを骨抜きにしょうとしている」

*レーガンの時より「保守革命」実現のチャンス

 本のタイトルを見る限り、トランプ大統領が目指す個々のプランを伝授しているかのような印象を与える。しかし中味はむしろトランプ政権の政権たるゆえん、つまり「トランプ革命」の本質を論じている。

 「トランプ氏の2016年大統領選での勝利は歴史的番狂わせ以上の意味合いがある。この勝利は、大規模な政治的、経済的、社会的革命の始まりを意味しているからだ。それはアメリカを変えるだろう。」

 「トランプ政権は、就任100日のうちに大統領令を次々と発布する。その第一陣は、グエンタナモ捕虜収容所の再開、キーストンXL(カナダから米国に原油を油送するパイプライン建設)、恩赦拒否、連邦最高裁判事の指名、オバマケアの破棄、環境保護局の規模縮小、黒人向けのニューディール政策だ。

 「与党共和党が上院の過半数を占めたことでトランプ大統領は、米国の政治的風景を作り直し、海外における米国の死活的な国益を確実なものにしたロナルド・レーガン(第40代大統領)よりもより大きなチャンスを手中の収めた」

 「トランプ大統領と共和党は今や,個々の政策を実現するために戦っているのではなく、保守主義のイデオロギーを復権させる為に戦っていることを忘れてはならない。その反対勢力とは、米国のパワーと偉大さを弱体化させ、トランプ革命を阻止するためラディカルなアジェンダを揚げて抵抗しょうとする左翼どもだ」

 「大統領選という一つの戦いに我々は勝利した。しかし戦いはまだまだ続く。この本は、保守主義の復権を阻止しょうとする左翼勢力とどう戦うかを書き留めたガイドブックだ」

*本日発表の完全失業率は1994年以来22年ぶりの低水準となった。

 総務省が発表した2016年平均の完全失業率は3.1%と、前年に比べて0,3ポイント低下した。6年連続で低下し、1994年以来の22年ぶりの低水準となった。これも安倍さんの功績といってもいいだろう。いろいろあるが、少しずつ国民の幸福度が改善しているのは数字が表しているようだ。いろいろな困難もあるが、国民の経済的なかさ上げに、こんなに努力する宰相が今までいたであろうか。果実を上方から下方に流す「トリクルダウン」は、まだまだこれからであるが、日本国民の為に命を削って奔走する安倍さんを皆で支えなくてはいけないと思う。森友学園問題で安倍さんが私腹を肥やしましたか。うまく騙され利用されただけです。仮に安倍さんがやめたら、日本経済はどうなりますか。弱者の為に頑張る政治家がいますか、見当たりませんね。

北九州市 解体業 石川興産