令和5年7月12日より1000値上げ。

前回に続いて、夏枯れ的な荷動きの悪化からの一時的な値上げと見るべきである。
今後は、やはり中国の景気動向がどう推移していくのかが大きなポイントであるが、いろいろな観点からも、今後中国景気が反転上昇するという話は見当たらない。又、ロシアによるウクライナ侵攻もどうもロシアに逆風が吹いて来ており、ロシア国内での政変をも起こるやも知れず、非常に難しい局面となって来ている。もし破れかぶれの戦略核でも使用したなら、株価、為替、原油の大暴落となり、その先はどうなるか分かりません状態となり。反対にロシアが侵攻を取りやめた場合、ウクライナの復興需要からユーロ圏は一挙にマイナス成長から大きなプラス成長に転換することになる。前者の反作用で株式、為替(ユーロ)は大きく上昇することになる。今後10年位ウクライナは復興需要で潤うことになる。ロシアは残念ながらその10年間はルーブルは大きく下落して国民は消費者物価の急騰で苦しむことになりそうだ。又、中国もそれを見て台湾進攻には慎重となり、少しの間は東アジアにも、束の間の平和が訪れるかも知れない。日本経済は円安の恩恵で輸出企業が久しぶりに盛り返しており、好調な決算が続いているが日本経済の他力本願的なものが根底にあり、今後世界がどう変化するのかによって、日本経済も変わっていくことになる。夏場の発生薄から当面はやや強気、その後は世界経済の動き次第、特に中国経済に要注目は変わらずとなる。

北九州市 解体業 石川興産