2015年5月26日より、500円値上げ。

米くずのトルコ向けが高く、その影響が他地区にも波及しているようだ。またFRBのイェレン議長が本年中の利上げを示唆しておりドル高円安の動きとなってきている。原油等のコモディティ関連も底値から自立反発気味となっており逃げ出していた投機資金も徐々に回帰してきているようだ。世界的な金融緩和から株式市場は世界的に上昇を続けてはいるが、中国株式市場、ギリシャデフォルト問題、イスラム過激派問題とカントリーリスクも多く存在している。中国の鋼材輸出も変わらず活発である。

北九州市 解体業 石川興産

2015年5月20日より、500円上げ。

九州地区は昨年11月5日以来の値上げ、為替の円安、原油価格の45ドル前後からの60ドル前後への上昇、鉄鉱石価格の上昇、米のトルコ向け価格の上昇等より、アジアの鉄屑価格も若干引き締まり気味となっての価格訂正となったが、中国の鋼材輸出は再び増加に転じており相場的には依然期待がもてない状況が続いている。世界経済も米は一進一退、ユーロ圏はユーロ安と原油安から底入れ気味、中国はソフトランディングを目指して懸命の金融緩和継続中だが、金融緩和で株式は完全にバブルとなっており、今年中にはじける懸念ありと難しい局面が続きそう。原油も60ドルを超えてくると生産量が増加するので価格的に上昇を続けることは難しそう。

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