コロナ禍の回復により経済活動も徐々に回復、それによりコモデティ商品価格も回復途上となっている。スクラップ価格も4000円下げた後の全値戻しの4000円上げを達成、ここまでくると取敢えずは、下げの倍返しのあと4000円は上げることになるが如何に。ここまで中国の内需拡大策で上げてきたが、米国の1兆9000億ドル(約200兆円)の大型予算が決まり、これからは米国主導で世界経済を引っ張ることになるが、金利が先行して上昇基調になり株式市場がそれを嫌がっているのが気になるところ。又、やはり見なくてはならないのは、脱炭素における鉄鋼業界の動向である。脱炭素=脱石炭であるので、高炉メーカーの脱原料炭は避けられそうにない。クリーンエネルギーには電気炉での生産も含まれるので、電気炉での生産が増えると=スクラップ需要の増大=価格の上昇となる。
物の価格は需給バランスによって決まるので需給が崩れると意外高となることも考えられる。
北九州市 解体業 石川興産