No.26-遠吠え通信迷惑版

*憲法9条と憲法13条、どちらが優先されますか?
そもそも日本国憲法というのは、戦後日本を占領した米軍のGHQ(連合国軍総司令部)が日本人から愛国心と誇りを奪いマインドコントロールする為に作られた憲法です。

しかし現在は隣国の共産党独裁国家等が力を付け、その軍事力を背景に徐々に日本や他国の主権を侵すべく迫って来ています。それなのに、日本人をダメにした憲法の影響か、日本には軍隊はいらないとか、米国との条約も米軍も必要ないとか主張している人が大勢います。

これらの人々のほとんどは第二次世界大戦において、日本の内外で多くの人々が無惨に殺され、国土も破壊尽くされた悲惨さをいい、二度とこういうことがあってはならない、集団的自衛権など以ての外だと言い募っています。

しかしこれでどうして迫り来る悪魔国から日本を守ることが出来るのでしょうか。守りを整えた上で大丈夫というのなら話はわかりますが、今の日本では米軍を除けば一時しのぎの防衛力しかありません。

その米軍も、ただ単に他国の為に戦ってくれるでしょうか。答えは否です。もし侵略があっても、侵略された国が防衛体制に入って戦わないと、他国の為には血を流してくれません。

その中で守って貰う為に米国や豪州等との集団的自衛権は必要です。国連の常任理事国、非常任理事国で集団的自衛権を行使出来ないのは日本だけです。今まで米国の傘の元、守られていましたから日本は平和であったわけですが、御存知のように中国が力をつけ台頭し他国領土への侵略を隠そうとはしていません。

これらの動きは中国が大国になればなるほど強まって行きますから、日本としても防衛力をもっともっと強化し、さらには集団的自衛権で各国と提携を密にする事が国土を防衛するうえで何よりも大切なこととなります。

何度もいいますが集団的自衛権は日本を守るためのものであり、積極的に戦争に参加するものではありません。今、学者達を中心に集団的自衛権は憲法違反だといって、かましい議論を重ねていますが、この人たちは一体どうやって国を守るというのでしょうか。

これらの議論は国を守ろうという一番大切なものが欠如しており、外国での戦闘行為のことばかり取り上げて違反だ違反だというばかりであり、国防という大切なものがない不思議な議論となっている。

日本は昔と違って、立派な民主主義国家であり、シビリアンコントロール(文民統制)もしっかりと出来ており、三権分立も確立された法事国家です。他国で有事が発生した場合の対応もその状況によって適切に応じることが出来る国家です。

従って集団的自衛権が行使されることになっても、こちらから戦争に参加することはありません。

憲法9条1項では、「戦争、武力行使が禁じられ」、9条2項では
「軍」の編成と「戦力」の不保持が規定されています。この規定だけ見ると集団的自衛権行使も個別的自衛権の行使もできません。

しかし国と国民にとって一番大切なことは、
憲法13条の「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利」は、
「国政の上で最大の尊重を必要とする」と定めています。
国民にとって、これ以上大切な条文はありません。
国と国民にとって独立国として存在するのであれば、自衛権を持ち、強力な防衛力を保持し、集団的自衛権を行使しょうとするならば、この憲法13条を憲法9条に優先するものだとしなくてはいけません。

従って憲法9条は、意味をなさないものとなり、昨今の日本国の周辺事態を考えれば、早急に改憲するか廃止としなければならないでしょう。

現在の憲法9条では国も国民も守ることが出来ません。これは米軍占領下に作られたもので、米軍の支配下にあった訳ですから、米軍が日本を支配する為に武力を持たせない為の憲法なのです。

現在は日本の周辺事態が大きく変わり、共産党独裁国家が手前勝手な理屈をつけて侵略への行動を起こしてきており、この傾向は軍事力が巨大化するほど傍若無人さを顕にしてくると考えておいたほうがいいでしょう。

この共産党国家の殺掠、暴掠の歴史、周辺のチベットやウィグル地区等も含め一体何千万人の人々が殺戮されていることか、数千万人でも1億に近い数の人々を殺しまくって暴虐の限りを尽くしている悪魔国家といってもいいでしょう。

こういう歴史をよく調べ、将来日本の存立さえ危うくするかも知れない悪魔国から、いかに日本を防衛すべきかを真剣に考えるべきであって、憲法違反とかどうのこうのとかどうでもよく、どうしたら日本と国民を守ることが出来るのかということが最優先すべき議論である。

こういったことが、理解出来れば、集団的自衛権も何故必要かが理解出来るはずです。のちのち後悔しない為にも、出来ることはすぐにでもやっておくべしではないでしょうか。