底打ちより9500円(39,58%)戻り、半値戻りもと思われていたが、海外相場の下落により、若干の調整となった。価格が戻る中、ロシアより安価なビレットやスクラップ類が大量に放出されていることから、戻りも限定的と思われていたが、原油等の値下がりからコモデティ全般に弱含んで来ており、中国経済の停滞傾向、ユーロ圏の停滞と世界経済がリセッションに傾く中、値上がり続けた鋼材市況も中国鋼材の輸出増もあり、そろそろ頭打ちから値下がりに転ずる動きとなりそうである。世界を大混乱させているロシアプーチンもウクライナの大反攻により後退を余儀なくされているが、核をちらつかせるプーチンに世界は相変わらず振り回される展開となっており、もし核を使えば民主国家群はどう対応するのか、そろそろその覚悟を決めなくてはならない。使われれば即反撃する覚悟は持たなければ事態は悪化の一途を辿ることとなりそうだ。つまりは第3次大戦に突入することも考えなくてはならない。世界中の人々が、首を洗って待つ事態も想定しなくてはならない。ロシア、中国、北朝鮮、イラン等共産党による帝国主義的独裁国家が台頭してきた状況下、戦争反対、軍備の増強反対、憲法9条を守れでは、まったく国を守ることが出来ず、彼の国のいいえじきになるだけなのだが、これが判らない連中が多数いること自体が、まったく理解出来ないことである。話はそれたが、亡くなった安倍さんはこの点を一番按じていた人ではあった。これ程日本の先行きを心配していた人はなく国葬は当然である。中国経済、鋼材輸出に注目である。相場の先行きは残念ながら中国の動き次第と思われる。
北九州市 解体業 石川興産