10月-遠吠え通信迷惑版

*中国国有鉄鋼大手デフォルト(連鎖する可能性大)

2015年第一四半期の中国の主要鉄鋼メーカーの大半が赤字決算となり、第一四半期だけで赤字総額は103億元(約2000億円)と前年同月比と比べ27%赤字額が増加している。*2014年で鉄鋼業界の長短借入金は1,4兆元(約28兆円)2015年更に増加している。

その中で、中国国有大手鉄鋼メーカー中国中鋼が10月20日予定の社債の利払いを延期した。発行額は20億元(約370億円)で金利は年5,3%となっているが、新たな利払い日も明らかでなく、内需低迷、安値輸出が今後も続くことを考えれば、他にもデフォルトが発生する可能性は大きい。

*嘘っぱちの中国経済指標

中国の7~9月期のGDP成長率が6,9%であると発表したが、2015年第一四半期の輸入総額が前年同月比で17,3%減となっていることを先進国の成長率、輸入額との比較データに照らし合えば、プラス推移しているとは信じ難い数字と言える。

最近、なぜか日本の株式市場で、中国経済は2次産業は落ち込んでいるが、3次産業が伸びているので、そう悲観的にならなくてもいい等えらく楽観視した証券関係者が見受けられるが、これはおそらく中国政府が発表している小売売上高4~6月の数字が前年同月比10,5%増加しているということを鵜呑みにしての発言であろう。

だが米ゴールドマンサックスがクレジィットカードの利用状況や消費関連データを元に算出する「中国総合消費トラッカー」という指標では6~7月は9%台だったが、8月の前年同月比は7%台に急落している。

又、2015年の7月の新車販売台数は前年同月比7,1%減となっている。しかもこの数字はメーカーが販売店に無理に押し付けた数字であり、実態はもっとひどく販売店の倒産や経営者の夜逃げが続出しているらしい。
*嘘ぱちの中国経済指標

小売業のなかでもインターネット通販が30%と大きく伸びているが、これも通販業者が大量の不良在庫を抱え込み内陸部を中心に過当競争が激化価格は下落しているようだ。早晩淘汰されていくことになりそうだ。

不動産、シャドーバンキング、株式市場と破綻し暴落し、それらの影響で中国の重厚長大産業は過剰設備、過剰債務に息も絶えだえ状態である。その状況を見れば、中国経済の混乱は、始まったばかりと考える方が正解であろう。

*鉄鋼業界もこれからが正念場

国内不振で1億トンもの製品、半製品を輸出に振り向ける中国、世界的に需要が落ち込む中、世界中の鉄鋼メーカーにとっては、いつ終わるとも分からない長い戦いが始まった。

このままでは、財務体質の脆弱なところから淘汰されることになりそうだ。
10月1日にはJFEスティールや伊藤忠丸紅鉄鋼が出資するタイ鉄鋼大手サハウィリアスティールが倒産、米鉄鋼大手USスティールも工場閉鎖で1000名を解雇した等、悪影響が早くも出てきている。

いくらでもお札を印刷して国営企業に回し続ける共産党国家と資本主義企業との非常に困難な長い戦いとなりそうだ。資本主義国家も反ダンピング法措置等で不当で過度な輸入を防ぐ手立てを早急に講じなくては大変な事態となりうるであろう。

*悪魔に魂を売った英・独・仏

資本主義国家の悲しい性、シェール革命で底堅く推移する米経済を除き、多くの国では忍び寄る不況の陰に、怯え始めているような状況だ。その中でなりふり構わず自国経済のプラスになればと、主要なユーロ諸国がこぞって中国に対して関係強化を打ち出している。

距離的に離れていることもあり、数々の人権問題、不法な海洋進出、国際法違反、遡れば、天安門事件や文化大革命での数千万単位の大量虐殺等々に目をつむり握手する絵は、とても世界に範を示さなくてはならない先進国の姿とは思えない。まるで悪魔に魂を売った世紀末の滑稽な紳士達とでも言っておきましょうか。まったく情けないの一言だ。悪魔に魂を売った人間は悪魔にもなれず、ただの餌でしかないとは、どこかで聞いたような世紀末を連想させる。

*なに中国共産党のプロパガンダの南京大虐殺がユネスコの記憶遺産登録だと!

私的には今年一番の驚愕。中国が買収したのか、史上最低の国連事務総長と言われる播事務総長の策略か、一方的に中国の言い分を認めたということであろう。

南京大虐殺は中国共産党の一大プロパガンダということは少し調べれば分かることだ。これは戦争であるので民間人にも多くの被害者が出るし、中には犯罪者もいるので全くないということは有り得ないが、いろいろな観点から世界一規律の厳しかった日本軍は決してそういうことはしないということだ。

まず南京陥落の1937年12月、南京の人口は20万人であった。陥落一ヶ月後には、25万人に増加している。大虐殺があればこんなにすぐに戻ってくることはない。

南京大虐殺は中国軍顧問だった英人記者ハロルド・ティンバリーが中国軍のプロパガンダであったと、戦後自伝で「プロパガンダの目的を達した」と述べている。

中国が南京大虐殺があったと持ち出したのは1970年代に入ってからであり、40年が経過してからである。

南京城攻略戦前に市民団体より、市民に対して攻撃しないように要請があり、日本軍は市内の一角を平和地域とし、一切攻撃しなかった。そのため市民のほとんどは被害がなく、攻略後、市民団体より感謝状が司令官に贈られた。

南京攻略軍の総司令官は松井大将であり、この方は非常に親中な方であり、中国人を愛していた、上海時代にはその高潔な人格から中国人から牧師様と慕われていた。南京戦のときも日本兵も、中国兵も負傷していれば、分け隔てなく収容した。
その松井大将は東京裁判で死刑となったが、これは少しでも市民が亡くなったのであれば自分の責任だと一切抗弁せずに死刑をうけいれた結果である。戦後、台湾に追われた中国軍最高司令官であった蒋介石は松井大将には気の毒なことをしたと述べていた。

南京の記念館にある写真等は大半が中国が捏造したものだ。人間をバラバラにしたり、腹をさいて内蔵をばらまいたりと残忍な写真が多数あるらしいが、この写真は通州事件で虐殺された日本人居留者の写真である。

1938年中国通州に居留していた日本人385名を中国軍が急襲し、逃げ遅れた223名が惨殺された事件。

女性たちは強姦された後に陰部を銃剣で刺されたり銃殺され、日本人男子は首を縄でくくられ引き回された後にバラバラにされたり、目をえぐり取られたり、内蔵を引き出されたりされ、鼻に針金を通された男の子の死体、腹を切り裂かれた妊婦等、事件後現地に赴いた米人記者フレデリックビンセントウイリアムは、この中国兵による残虐行為を古代から現代まで見渡してさいあくの集団虐殺として歴史に記録されるだろうと記述している。

これらの写真が南京大虐殺の写真として展示されているらしい。日本人であれば、例え敵であっても決して死者を冒涜するような行為をしない。死者に対して敬うのが日本人の文化である。

日本政府は総力をあげて、真実を突きつけ、このようなうその登録に抗議しなければならない。米からは中韓とことを荒げない様言って来ているが、ことは日本人の名誉に関わることである。決してこのような大嘘を傍観してはならない。

北九州市 解体業 石川興産