2015年1月31日 関東田原工場500円値下げ

関東地区の価格調整が続いている。輸出価格も値下がりが続き、高炉の溶銑価格も鉄鉱石、原料炭の値下がりからすでに25000円を割り込む水準まで下がって来ていることから、鉄スクラップの配合率を下げて来ている可能性も強く、従って高炉メーカーの 鉄屑購入量も今後減少することが見込まれる。世界的な景気の悪化傾向、一人良好だった米経済もここもとの経済指標は足踏みして来ており、世界経済は踊り場的な状況となっている。
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2015年1月28日 九州除き500円値下げ

国際価格の値下がりが続いており、九州工場を除く3工場で500円の下げとなった。コモデティ関連も原油を中心にジリ安傾向が続いており、また中国からの輸出攻勢も新環境保護法や税還付撤廃にも拘わらず、一時的に減少しても 以前高水準が続きそうである。これには雇用や貿易収入を見込む地方政府関係の鉄鋼業界への後押しがあり、廃棄設備も増えるがそれ以上の新規設備の増築も中国の内外で増加している。従って世界的に需要が増加しないことには製品、鉄屑とも弱気相場が続きそうである。
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2015年1月24日 500円値下げ 九州工場据え置き

関東の輸出価格下げに対応。原油価格は以前弱含み推移。為替もユーロ(ECB)が量的緩和に踏み切ったことから、ユーロが下落、ユーロ円相場が急騰している。ユーロドルは1ドル1.25ユーロから1.12へ、ギリシャ問題を含め1ドル=1ユーロ トミルストラデテジストもいる。したがってユーロ円も1ユーロ148円から132円まで急騰した。ドル円相場も、手放しの円安から120円〜115円のボックス相場となりそうだ。世界的にリスクオフ要因が多々あり、それ次第では米景気も足踏む可能性もある。
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2015年1月15日 500円値下げ

原油に加えて銅も急落、ドルベース一時5500ドル台まで下げる。為替もリスクオフとなりドルが売られ円が買われている。昨日は116円近くまであり引けは117円台に戻したが、原油を中心としたコモデティが落ち着かない相場が続く。 昨日発表の12月の米国の小売売上高が予想外に悪化したことも不安を増幅させた。シェール革命の過渡期なので原油が下げ始めることは判っていたが、世界的政情不安の増大も急落の要因となっている。原油、鉄鉱石、原料炭と掘削コストに近づいており、ここからは下げても2〜3割ではなかろうか。
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2015年1月10日 500円値下げ

コモディティー全般に値下がりが続く。銅もドル建てでは5年来の安値となっている。原油の歴史的値下がり、世界的な地政学的不安、中国、ロシアの帝国主義的な行動等リスキーな要因ばかりが目立っている。オバマのアメリカは世界の警察官ではないという発言と 紛争地域からの撤退により世界の混乱は拍車をかけている。口先だけでは平和はやってこないということがよくわかる世界情勢この先どうなることやら、中国の外貨獲得のための輸出攻勢は当面続くことになりそうだ。
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2015年1月7日 500円値下げ

原油が年明け早々50ドル割れとなり、株式もリスク回避から大幅な値下げで今年は始まった。原油収入に頼っていた産油国は国庫収入が予算より大幅に減少、株式等に投資していた資金の引き上げが継続している。ベネズエラ等は既にかなり追い込まれているようだ。 産油国から石油消費国への資産の移動が始まった。中国鋼材は国内景気がより悪化しつつあり、その分輸出が増加、鋼材、スクラップ共に今のところ下値が見えない。西側諸国に対ロシア、イスラム国、イラン等に対して経済的な締め付けの意図があり、この状況は長引く可能性あり。
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