令和4年5月19日より1000円値下げ。

とうとう半値落ちまで下がってしまった。中国の経済状況の低迷が大きな要因であるが、すぐにどうこうなることもなく、11500円上昇の全値落ちも頭に入れた方がいいかも知れない。あと5500円下げてもメーカーネットで5万円台半ばであり、高値圏にあることは間違いない。今はコモデティの代表である原油価格がウクライナでのロシアの侵略戦争で天然ガス価格とともに高値圏にあり、これはロシアの天然ガスの多くがユーロ圏にパイプラインで輸送されているという現実から、ロシア産のガス、原油を切り替えていかなければならないユーロ各国が代替品を求めて右往左往しており、この動きが落ち着くまでは原油等の高値圏が続くと思われる。ここ半年は原油の高値圏の動きは続きそうである。スクラップ価格の強気要因はこれだけであるが、鉄鋼製品の需要が減退しつつある現状では、価格維持は難しく、やはりじり安と見た方がいいのではなかろうか。一方、非鉄価格は半導体やIT関連の部品や製品の物不足から、堅調な価格維持が続きそうである。又、ウクライナ戦争の影響で武器の生産、調達が各国で増大しており、特に先端兵器の需要が強く、ここでも非鉄やIT関連部品の争奪戦が始まっている。先週SUS316を数トン売却しましたが、
トン当たり35万円以上になっていますから驚きです。

北九州市 解体業 石川興産