2018年9月19日より、500円値上げ。

10月より環境対策の為の減産を始める中国が今月は駆け込み増産となっており、鋼材は減産による価格上昇、スクラップは今月の駆け込み増産による上昇となっている。又、中国では地方都市の不動産開発が進んでおり、これは都市部も同様であるが、空室だらけのマンション群が林立する異常な状況となっている。共産党独裁国家だから出来る砂上の楼閣的経済運営で人民元の大増刷により、国の内外は人民元でジャブジャブ状態となっているようだ。現在、中国の外貨準備高は3兆ドル超え(約330兆円超え)となっており、今後外貨準備高が減少に転じてきたら、中国経済、又世界経済も危うい状況になるものと思われる。米国との貿易戦争、新興国経済の悪化、増え続ける巨額債務、一帯一路の停滞傾向、内政の混乱と出てくるのは悪材料ばかりで、マクロ経済的にもちょっと危うい状況となりつつある。但し、スクラップ事情は、中国を筆頭に電気炉操業が増加しており、短期的には高価格が継続しそうであるが、中国も米国も来年度は黄信号が灯っており、この2か国が悪化すれば、当然日本経済も悪化する。オリンピック景気もオリンピック前年までといわれており、来年がオリンピック前年である。

北九州市 解体業 石川興産