2015年9月8日より、500円値下がり。

トルコで行われたG20で中国は経済の構造改革に5年程掛かると表明した。自国経済が不況に陥ったと認めたわけだが、噂によると外貨準備高も巨額の使途不明金があり、4.4兆ドルあると言われている準備金も、ここ10年ほどアフリカや中南米の鉱山開発等に投下した資金の大部分が焦げ付いていると言われている。となると、中国の外貨準備や人民銀行の外貨準備金も、大幅に減少している可能性大である。ここもとも株価の買い支えで4兆元(約80兆円)が飛んでおり、イギリスの調査会社のレポートによると、今年の成長率は3%台、来年は1%台に落ち込むとしている。中国政府では、今年も来年も7%としているが、英調査会社の数字が正確だとすると、中国発の世界恐慌も考えられる。CRB指数という国際商品先物指数というものがあり、コモディティ関連の総合指数だが、これによると6月23日313ポイントだった指数が8月24日には185ポイントまで急落し9月に入ってからは200ポイント前後で推移している。これには、原油、貴金属類、ゴム類、農産物等もはいっているが、値下がりの大きな要因は中国の需要減退である。毎度のことだが、中国の鋼材の安値輸出は継続しており、この先も異変がない限り世界的に鉄鋼市況の値下がりは続くことになる。人民元の一段の下げもありうる。

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