令和6年9月27日より500円値下げ。

為替は円高への抵抗を見せているが、スクラップ価格は未だ底が見えず下げ止まらずといったところか。為替も底堅い米景気で一時的に若干ドル高円安方向に見えるが、方向性としては、歴更的円安というのは終了し、大統領選後の米景気がハリスに変って持続していくのか、甚だ元ないと思えるのは私だけか。歴史的に見ても大統領選前は、ほとんどが好景気であり、戦後は景気低下傾向となっているが、それに昨今の地政学的影響がどう出てくるのか、見ものと言えば見ものである。中東情勢、ウクライナ情勢は非常に流動的であり、こればかりは、想像することが難しく、現在のイスラエルの超強気な軍事行動さえ、我々の思考を超えたものであり、先に攻撃されたとはいえ、やり過ぎ感は半端ではない。ユダヤさんアウシュビッツ等でナチスに何十万人もの同期が残虐され、その地を追われたのを忘れたのかと思うが、一方との戦いで親兄弟を失った子供たちが、これを忘れることなく、いつしかイスラエルに牙を剥くことになる。歴史は繰り返すということだ。さて中国では8月積みで漸く生産量の減少が見られたが、国内の状況から、この程度ではまだまだであり、相変わらず相当量の製品、半製品がアジア地区中心に流れ込んでいる。相変わらず、輸出奨励金が裏で言われており、過剰な生産、過剰な輸出、価格の低下は今後も続いて行きそうである。
その先に何があるか、中国企業によるシェア拡大、他国の製鉄所の淘汰、それが今後続いていきそうである。正念場はこれからであることを忘れてはならない。頑張りましょう。

北九州市 解体業 石川興産