2021年9月15日より1000円値上げ。

スクラップ価格も総裁選に影響されたかと思いたいが、そんなことはないですね。やはり中国国内の相場に素直に反応したということでしょう。中国国内では経済政策に変化の兆しがあり、これが中国経済にどう影響していくのか大いに気になることではある。国民の貧富の差が拡大していることへの対応ということであれば、そう問題はなさそうである。政治は共産党独裁、経済は自由主義経済という選択で大躍進したのであるが、その中で多くの世界的企業が生まれ、大富裕層も多く生まれた、一方内陸部を見ると昔ながらの貧困に喘ぐ国民も多く貧富の格差=政治的不安定への繋がり=共産党政権への不信感ということに陥るのではとの警戒感から超大企業への締め付けが始まったようだ。習近平の文化大革命が始まったと見る向きもあるが、現在の経済成長を無視してまでの変革はないものと思われる。又、中国は冬季五輪の開催も控えており、内外での大きな混乱は望むことではないようだ。
今後は世界的にコロナ禍が収束に向かうのかどうかで、世界の経済成長も増減に動くことになり、日本も首相が変わり停滞する経済にも変化が現れることになるかも知れない。コロナでしぼんでいる中で、菅首相はあまりにも暗すぎたようだ。脱炭素の大きな動きは今後も変わらず何がどう変わるのかと考えれば今後の相場のヒントとなりそうだ。

北九州市 解体業 石川興産