2021年9月18日より1000円値上げ。

台風接近の中、半ば仕事はお休み中の値上げとは、ものの動きが悪いようです。私どもも生コン打設の工事があって、D13を10トンほど鋼材屋から購入しましたが@98の請求が来ていまして、高くなりましたね。敷鉄板も中古材で@100以上となりましたからね。
製品に関しましてもメーカーさんの強気は継続中、当面強気相場が続くと見ていいのではないでしょうか。前述の鋼材価格ですが、D13の1年前の価格は@50台、敷鉄板は輸入物で@60台でしたから、特にこの半年で急騰していると言っていいでしょう。弊社も1年前に、敷鉄板を1000t程輸入していました解体工事の礒部さんより300t程分けて貰いまして今思えば感謝ですね。(礒部さん名前を出してごめんなさい。)紙面をお借りしてお礼申し上げます。*脱炭素の動きは今後更に活発化していくことは間違いなく、(環境ビジネス書によると)ドイツのティッセンクルップスチールではCO2削減に対し、2つのアプローチをしていくとしている。1つは、水素を使った直接還元法で、鉄の製造方法そのものを変革していく。製鉄プロセツには、石炭を用いて鉄鉱石を還元する高炉法、鉄スクラップを原料とする電炉法、鉄鉱石を還元性ガスで直接還元する直接還元法がある。このうち、直接還元法を用い、水素を使うことでCO2排出ゼロを目指していく。現行の高炉法では鉄鉱石にコークスをあて、1500度ほどで燃焼して銑鉄を取り出す。直接還元法ではコークスの代わりに水素を使用するが、水素はコークスほど高温にならない為、鉄鉱石が完全に溶けずにスポンジ状の個体(スポンジアイアン)として出てくる。従って同社ではスポンジアイアンを溶かすための設備を同時開発して銑鉄を取り出す。「工程は係りますが、地球温暖化への対応を最重要課題と捉え、製鉄プロセツの変革にチャレンジしていきます」としている。国内企業も脱炭素へのまったなしのチャレンジが始まっている。

北九州市 解体業 石川興産