マーケットトピックス H30.6.26

*スクラップ、解体工事のご用命は弊社にお願い致します。石川興産

・6月24日、米の車関税の対応に苦慮・・・2017年の米国に於ける日本車の販売台数は677万台、うち米国内での生産が345万台、177万台が日本からの輸出、他はカナダ、メキシコ等からは155万台と対米輸出は332万台に上る。

・6月26日、トルコスクラップ、条鋼類、ラマダン明けとトランプのEU等からの輸入規制の影響で価格が上昇。

・6月26日、中国、ロシア極東、スクラップ輸出規制強化。ロシアは関税同盟国以外の輸出を規制、積み出し港もマガダン港1港と限定している。7月より輸出停止期間は6か月間、数量は約100万トンが影響を受ける。

・6月26日、内閣支持率10ポイント上昇の52%、不支持と逆転。(日経調査)

*加計問題は結局、獣医師学会及びその関係筋が現状の高収益構造を維持させるために

マスコミや野党に働きかけ新たな獣医学科創設を阻止するべく安倍さんを悪者に仕立てあげた、とんでもなく国民を愚ろうした茶番そのものなのである。先頭に立って安倍さんの責任を追及した希望の党の玉木代表は父親が元獣医学会会長、弟も獣医師、当然多額の献金を受けている。

又、立憲の福山幹事長も獣医学会から100万円の献金を受けている。それと獣医学部を作らせないということで石破4条件を立法化した自民党の石破茂も、同じく多額の献金を受けている等、本来は献金受領先に便宜を図った国会での発議等禁止されているにも関わらず1年以上も、なかったことをあるように追及したことは、それこそ犯罪である。又それを見過ごしたマスコミも同じく民主主義国のマスコミとして恥ずべき媒体である。

6月26日、米国7月6日に対中輸入関税発動予定、それまでに米中高官級通商交渉がおこなわれるか。?

・6月26日、ユーロ24日に緊急EU首脳会議で独メルケル首相の難民問題の打開策支持得られず。28日~29日のEU首脳会議でも難航が予想される。

・6月26日、恐怖指数VIX19,61ポイントに急騰、米国と他国等の貿易摩擦激化を懸念して。

・7月に茂木経済財政相とライトハイザー米通商代表部代表とで日米通商会議、日米貿易不均衡是正圧力への警戒感あり。円安にも言及か。

・中国のユーロ買い思惑から、ユーロドル1,17ドルに急騰。

マーケットトピックス H30.6.25

(鉄鋼)韓国現代製鉄、スクラップ500円値下げ、H2FOB―33,000円

   *日本輸出価格値下がりの為。(6月24日)

(鉄鋼)東京製鉄宇都宮1000円値下げ(H2、35,500円)九州地区は412日より、H2―32,000円据え置き。(6月22日)*関東地区は九州地区が据置の間、5月10日500円、5月16日1000円、5月19日1000円、5月23日500円、5月30日500円、6月7日500円と4500円値上がりし、6月15日500円下げ、6月22日1000円下げと、関東地区の輸出価格に連動して動いている。

(原油)6月23日、OPEC(石油輸出国機構)総会で日量100万バーレルの名目増産、日量60万バーレルの実質増産で基本合意した。但し期待値を下回った為、価格は、69ドル台まで上昇した。*先行きは値下がりするものと思われる。

(政経)トランプ大統領はEUからの自動車輸入に20%の関税を賦課することを表明、対して欧州連合(EU)は28億ユーロの対米関税を発動した。

*恐怖指数VIXは13,77(6月23日)

*米中貿易報復合戦、トランプ政権が年500億ドル相当の対中貿易制裁を決定したのに対抗して中国が報復関税を発表、それに対してUSTR(米通商代表部)に、2000億ドルの追加制裁の検討を指示。

*7月上旬に米中通商協議が開催か?

ユーロ混乱、ドイツが難民問題で政権内で対立。イタリア、ユーロ懐疑派議員が上院下院の財務委員長に就任、先々,国債発行等でユーロと対立か。

*ユーロ、ドラギ議長、来夏まで金利据え置き表明。上記問題を含めユーロ安継続か。

*米FRBパウエル議長、米経済は好調維持しており、利上げを継続する根拠となっている。(6月20日)*今は大幅減税等で好調だが、先々どうかな。

*米中貿易戦争で新興国に資金流出危機、アルゼンチン、ベネズエラと危機が表面化。

(鉄鋼)*中国5月粗鋼生産過去最高の8000万トン、年率9億5000万トンとより世界の脅威に。

*中国、旺盛な生産量によりスクラップ価格上昇、鋼材価格も上昇、但し金融政策は抑制中。