2021年4月13日より1000円値上げ。

一か月ぶりの値上げとなったが、その間フレートの高騰等もあり貿易価格は弱含みとなった時期もあったが結局は海外勢の買いもあり強含みに転じて来た。中国の内需拡大策や米国の大型の景気拡大策もあって世界経済は上昇基調となって来ているが、変異型コロナの拡大や長期金利の上昇もあり、その点では疑心暗鬼相場ともいえる。3月年度末は、株式市場も年度末の売りや新年度の売り物に押されて一時押し目を入れては来たが、中央銀行筋の金利低下を促すコメント等もあり、米国市場から持ち直しの動きを見せてきている。今後は金融相場より業績相場への移行が順調に進むかによって株式市場の動向もはっきりとしてくるが、これによって世界経済の動向も占うことが出来そうだ。個人的には前にも言っていたように4万円相場を目指すと考えているが、願望に終わるかどうか、ここ2~3か月が重要である。現在はコロナ禍に追われ、はっきりとした景気対策も取れないのが実情であるが、政府ももっと景気に対する政策を打ち出すべきであり、アベノミクス継続、脱炭素に向けた補助金や優遇策等、日本経済を活性化するべき策を大胆に行い、国民の所得向上を目指すべきである。格差拡大は国民に不幸を呼ぶものであり、底辺の所得向上こそが国民のやる気と国の活性化に繋がるものである。安倍さんが言っていた底辺に果実を落としていくトリクルダウンこそが世界には必要であり、一部の経済人の果実の独り占めは世界に混乱や反乱を誘発するもととなる。

北九州市 解体業 石川興産