2020年12月19日より1000円値上げ

景気も宜しくない中、価格だけが先行している状況である。コロナ禍の発生薄、冬場の流通難とこれはいくら上げても予定数量をかき集めることは困難であるが、正月明けのより荷動きの悪化を見据えてのあがき的値上げである。しかし不況下の値上げは値下がりも早く下げ始めると、あっという間に1万円以上の値下げもあると思われる。この状況を落ち着かせるのはメーカー側の協調減産しかないが、自社のシェア低下や利益放棄はこれまたこの時期は苦渋の決断ということになる。現在、日本の鉄鋼メーカーは将来の存続をかけての戦いにもなっているのでなりふり構わず立ち向かっていくしかないのかも知れない。10年後の日本の鉄鋼業界がどうなっているのか想像するのも恐ろしい事と思えるが。

北九州市 解体業 石川興産