2020年12月17日より1500円値上げ

超低金利の壮大な金融相場の始まりかと思える程の状況となりつつあるが
これが本物の相場とはとても思えない世界の経済状況と各国政府の債務の増大がある。
米ダウの初めての3万ドル台、日本の株式も20数年来の2万6000円台、強気筋では年明け3万円という声が聞こえてくるほどのお金のジャブ付きぶりであるようだ。中国の内需拡大策が牽引する相場となってはいるが、中国国内の民間企業の資金繰りは厳しいものがあるようで、社債のデフォルトが続出しているようだ。先日は国営の半導体メーカーも多額のデフォルトを出しており、いいのか悪いのか判断を付きかねる状況でもある。共産党政権なので強権的な経済運営が続いていると言える。これから欧米はロックダウンまでは行かないまでも、厳しい経済状況は続き、その中で株式や商品(コモディティ)相場だけが大きく上昇している様は砂上の楼閣相場といえそうだ。来年春以降は景気の下降期に入ることも頭の片隅にいれておくべきである。

北九州市 解体業 石川興産