2019年11月14日より500円値上げ。

米中貿易戦争の部分合意や米株式市場の堅調推移もあり、悪材料も漸く飲み込んだ状況となりつつあるようだ。なんせ12000円も値下げしたあとであり、いくら世界経済が低調推移していようと、そろそろ小反発があってもおかしくない状況でもあった。但し、中国経済は依然下方に向かっており中国関連企業の業績も総じて悪化しており明るさは見えていないのが実情である。また小康状態であるが、米中貿易戦争、ブレクジット問題、イラン問題、トランプ大統領の弾劾裁判問題、香港問題、トルコシリアクルド問題と依然地政学的リスクは燻ぶったままであり、いつ世界の大きなリスクとして世界経済を揺るがすことになるかは依然不透明である。我々鉄鋼業界も日本製鉄をはじめ総じて大減益となっており、業績回復の展望はまったく見えていない。又、中国の過剰生産設備といまだに続いている設備の新設は、鉄鋼業界の景気回復の足かせとなり世界的な景気回復を遅らせるジレンマとなってきているようだ。協調や民主的行動の出来ない中国共産党はやはり世界の悪性腫瘍でしかないようだ。

北九州市 解体業 石川興産