2019年4月18日から500円値下げ。

 

世界的に景気が下降気味となっていることから、連休前の荷動きは好調であり、又、本年は元号が変わることもあり、10連休という長い休みが続くということも積極的な荷動きの一因となっているようだ。ただ、連休明けは、連休前に片付けがほぼ終了した状況となっていることから、反対に荷動きがストップし市中発生量が通常状態に戻るのには時間がかかりそうだ。中国市場では景気対策等で、地方政府が不動産等への投資金額を増大させて来ていることから、棒鋼先物から反発を高めており、その先物高が現物価格を上昇させているようだ。この中国の膨大な債務の中で、中国が懸命な景気対策を行うのは、やはり米中貿易戦争の影響で米国向け輸出が減少して来ており、中小零細企業の倒産が増加、失業者の山が出来つつあり、これら失業者達の反政府的動きを警戒しているという面もあるようだ。又もう一つは、一帯一路事業も、当該国とのトラブルが続出しており、当該国や中国よりの国々に貸し付けた資金も多くの焦げ付き等が発生しており、表に出ている巨額債務とは別に、これまた巨額の貸し付け債務が発生して来ているようだ。米国が、このまま中国への締め付けを継続するならば、将来的にデフォルト(国家債務不履行)もあるかも知れない。相場的には、踊り場に近づいたのではなかろうか。連休明けの荷動きは非常に不透明。

北九州市 解体業 石川興産