2018年10月3日より500円値上げ。(九州のみ)

九州のみの500円値上げ、東鉄の5工場で今回の値上げで九州工場が一番高くなった。上がるのはいいけど貿易戦争で中国経済の指標が下向きになって来ており、これからの状況を考慮すると、一旦下げに転じると下げ足は早いと考えた方がよさそうだ。今回の値上げの4000~5000円は実需の上げと見ていいが、そこから先は先物と思惑での上げであり、いわば、砂上の楼閣相場といってもいいかも知れない。あとであの時がピークだったねと判ることだが、夏場から年内がピークであり、来年以降は、中国経済が下下が加速する可能性は大きいのではないだろうか。10月以降は環境問題から高炉メーカーの減産が始まり、公害発生が比較的少ない電気炉メーカーの生産が増加することから高炉減産での鋼材の値上がり、電気炉操業の増加からスクラップの上昇での現在の相場であるが、何度も言うように中国の経済指標は確実に下がってきており、過剰債務を抱えた、金融、企業も徐々に厳しい情勢となってきている。シャドウバンキングの倒産が増加しており危険な徴候が数多く出現している。

 北九州市 解体業 石川興産