2018年2月2日より、500円値下げ。

高値圏での調整の値下げである。中国での環境規制での減産や旧正月前の荷動きの停滞、過剰債務関係での政府の金融正常化への強い決意により、これからの大型のインフラ投資減少等への失望感等があり先物主導の値下がりとなっている。ただ、現在のところ世界的に景気上昇局面になっていることから、原油価格の65ドル超え等、コモディティ価格は比較的堅調推移している。現在世界景気を牽引しているのは、トランプ率いる米国であり、その米国では人種差別問題等で世論が割れており、11月の中間選挙で世論を引き付けるのは景気上昇しかなく、アメリカファーストをこれからも世界に押し付けつつ、米景気の拡大を図っていくものと思われる。ただし、恐らくトランプ率いる共和党は、民主党に及ばず議会の多数派の逆転を許してしまうことになり、景気の上昇もそこまでとなり、行きはよいよい帰りは恐いということになりそうである。米国、中国、ロシア、アラブ、そして北朝鮮と依然地政学的リスクは高止まりである。

北九州市 解体業 石川興産