2017年9月21日より、1000円値上げ。

米中を中心とする景気拡大の動きに、株式、資源関係が上昇局面となっている。国内鋼材価格も国際価格の影響と国内も五輪需要や災害復興等を受け、市中価格が上昇している。但し、この上昇要因の多くは、中国の先物価格の高騰があり、世界的な金融緩和から生じる金融相場の感があると思われるが、欧米の金融政策が今後金融緩和のテーパリングに入るかどうかによって変化が生じてくるものと思われる。これは、米中の政治的な動きが現在の金融政策に大きな歪みを与えているのは間違いなく、何が何でも独裁者になりたい習近平の強引な経済政策と、アメリカ第一で米経済の拡大を目論むトランプの強引な政策には、低金利とドル安の金融相場が必要であり、自政権に米最大の金融証券業者ゴールドマンサックス出身者を4名も入れていること事態が、米株式が不自然に上昇し続ける不可思議な状態に絡んでいるのではなかろうか。事実中央銀行の金融政策は政府からは束縛を受けない独立したものでないといけないが、最近の米FRBはトランプの様子を伺いながらというような状況に見える。どこまで続くのかなと思われる政治相場であり、突然崩れることも十分あり得る相場でもある。

北九州市 解体業 石川興産