令和5年4月21日より500円値下げ

中国国内の鋼材需要が今一つ伸びず、その分輸出として国外に搬出されており、海外相場の大きな下押し要因となっているようだ。日本国内も今のところ堅調推移してはいるが、海外が弱気推移となって来ていることから果たしてどこまで続くものかと疑心暗鬼とならざるを得ない。ロシアのウクライナ侵攻がまるで昔のような消耗戦となっていることもあり、世界の軍需産業は潤っており、これが相場を刺激していることは想像に難くないところであるが、先日、欧米の金融機関に綻びが出てきたように、景気の先行きに?が付き始めているのも事実として捉える必要がありそうだ。金融がおかしくなると不動産も影響をうけるであろうし、現在のコモデティ価格等から見ると、脱炭素やそれに伴う半導体産業の拡大傾向から、金を始め非鉄類はこれからも強含み推移していくであろうが、原油や鉄鋼の現在価格は高すぎであり、これからの相場は弱含み推移となっても何等おかしいことではなさそうだ。

北九州市 解体業 石川興産