令和5年4月5日より500円値下げ。

原油先物が80ドル台へ戻り、金融波乱も若干落着いて来ているので、ここは値下げしなくてもと思われたが、少しでも価格スプレッドが取りたいのか小幅の様子見下げとなったようだ。この先、中国の景気動向により、コモデティ価格も大きく左右されることになるが、国家、企業、それと地方政府共に、大きな債務問題を抱えており、特に地方は不動産投資によって景気を引っ張っていただけに、その不動産の動きが限定されている限り景気対策に動いても短期の動きとしかならず、夏過ぎには息切れするのではと思われる。後は現在好調の米経済に縋るしかないのだが、米地方銀行が金利の上昇によりこれまた心配をせざるを得ぬ状況となりつつあり、3,4の破綻銀行(米国には町単位で小さな銀行あり)が出てくると、再度いざ金融危機かということになりそうである。それと危惧するのはやはりウクライナ情勢であり、西側の武器支援を受けたウクライナの攻勢が始まった場合、ロシアの破れかぶれの戦術核使用ということも、可能性としてはゼロではなく、プーチンの自暴自棄の動きが無いことを祈るだけである。ロシアが隣国ベラルーシに核を持ち込もうとしていることは、今後の展開に何らかの変化をもたらす可能性もあり、注視する必要がありそうだ。

北九州市 解体業 石川興産