2020年2月13日より1000円値下げ。

新型コロナウィルスで中国の生産ラインが停滞、先が見えない状況に早くも5000円の値下げとなった。こんなに慌てて下げなくてもいいのだが、これでは便乗値下げと言われてもおかしくない位だ。確かにこの新型ウィルスで中国の経済成長は大きく低下するであろうが、恐らく今月で中国のウィルス拡散はピークアウトし、早ければ5月遅くても8月には収束宣言がなされると思われる。この中国経済の低下を受けて世界的にコモデティ価格は値下がりしており、鉄スクラップも同じく値下がりをしているが、今回はえらく日本が先行値下げしており、東鉄さんが中国の新型ウィルス以上に日本製鉄さんの4000億円にも上る赤字決算に震え上がっているのかも知れない。日本製鉄さんも勿論先を見ての政策であろうが、小倉、呉を閉鎖、和歌山等の高炉の停止等、日本鋳鍛鋼さんの清算と先を見るというよりも、ちょっと弱気過ぎるのではとも思われる行動である。中国の生産拡大に慄き過ぎているようにも思われる。これから先も中国の生産量が増える度に、こちらの生産量を減少さすという政策は敵を勢いづかすだけであり逃げの政策であり亡国の政策である。

北九州市 解体業 石川興産