2019年4月5日より500円値下げ。

関東地区は先月末より1500円程値下がりしていたことから九州も近々と思われていたところ、明日よりの値下がりとなった。米中貿易戦争や米トルコ問題から、トルコリラが大幅下落、トルコの景気も下落基調となってきたことから、トルコのスクラップ輸入量も減少しており、国際価格の下落に繋がっている。トルコデハ、エルドアン大統領の相次ぐ経済失政から、支持率も低下しており、又、米国へ亡命中(?)のイスラム教聖職者の引き渡し要求からの米との軋轢、最近ではトルコがロシア製ミサイル防衛システム「S400」の導入を決めたことから、米は更なる経済制裁も視野に入れており、悪化中のトルコ経済が更に悪化する可能性も出て来ている。ご存じのようにトルコは世界一の鉄スクラップ輸入国であり、年間2000万トン強輸入していたが、最近では1800万トンベースまで落ち込んできている。中国も貿易戦争で景気落ち込みが顕著になってきているが、この4月~6月の四半期は景気対策で何とか落ち込みを下支えしているようだ。この先、やはり貿易戦争がどうなっていくのかに左右されることのなり、日米の貿易協議も、この15日から始まり、月末に日米首脳会談が行われ、支持率下降気味のトランプ大統領から強硬的な言動がないか注目である。4月~5月の連休中に円高への注意が必要である。

北九州市 解体業 石川興産