2018年12月12日より500円値下げ。

10月末より7500円下げ、45日間で12回の下げですからね。いくら相場商品といっても、年末でもあるし業者心理をよく読んだ下げですな。東京製鉄の各地区の価格を見ると、メーカーネットの特級価格(H-2)は九州工場と関東の宇都宮工場は@31,5円、中京の田原工場@30,5円、輸入屑や船荷のよく入る岡山工場は@29,0円となっている。世界的にもやや下げ渋りとなってはきているが、やはり米中の貿易戦争を嫌気して株式市場、原油市場、それと長期金利の上昇がストップし短期金利が上昇し、先行きの景気で見るうえでは、長短金利の逆転(逆イーグル現象)は景気後退への入り口と言われている。いまのところ、米3年債と5年債の逆転だけで10年債とはまだ逆転していないので、今のところぎりぎりのところで踏みとどまっている模様となっている。米、中、欧それぞれと懸念問題は多く、利上げを継続していた米FRBも今後の利上げについては、状況を見極めてからと軟化してきているようだ。今後は冬季の気候条件次第では、荷動き低下となると状況が変わることもあり得る。

北九州市 解体業 石川興産