2018年11月10日より1000円値下げ。

海外の価格にサヤ寄せ中で10月30日より4回目の下げで合計2500円の下げ幅となった。海外とのスプレッドが当初4000円~5000円あり国内が2500円下がり、米国、トルコが反転して1000円~2000円戻してはいるので、ここから先は、微妙な展開となりそうだ。ただ現況では米国経済の一強となっており(日本も悪くはない)、中国経済は下押しが続くことから、これまた大波乱の要素を含んでおり、米国経済も上院下院のネジレが生じ、トランプの第2弾の景気対策である減税政策ががすんなりとは行かない状況となってしまった。米国の政治がこじれると好調を続けていた米経済にも黄信号が灯ることとなり、世界経済が下降することになる。米中貿易戦争はトランプが始めた戦争であるが、共和党、民主党を問わず中国の最近の動向に関しては制裁やむなしと、まとまっており、そう簡単に終了することはなさそうだ。好調を維持していた中国鉄鋼業界も、鋼材先物が下落しており、この動きにも注意が必要である。短期では調整だが、中長期となると、10年続いた上昇もそろそろ終わりではないだろうか。

北九州市 解体業 石川興産