2015年8月28日より、500円値下がり。

とりあえずは上海市場も落ち着き、中国発の景気減速懸念が後退、原油も売り方の買い戻しが一斉に入り、一挙に1バレル40ドル弱から45ドル台まで戻した。又、米FRB委員の米経済は安定しているとの話から上げに拍車がかかった。株式、為替、原油を始めとするコモデティ関連も、中国経済への疑心暗鬼から大混乱となっていたが、各市場共、中国発の波乱相場に疲れ、値ごろ感、米9月利上げの延期報道、米経済の堅調さ等を含め、売り方の巻き戻しが続いた。為替も上海、ニューヨーク等の堅調さを見ながら東京市場も2日続きの大幅高となり、米経済の耐久材受注の予想外の堅調さ等から、円高から円安への巻き戻しが進んだ。但し、世界最大のブラックボックスと言われる中国経済の実態が掴めず、この先どういう展開となるのか、誰にも確信が持てず、この先も各市場とも値動きの荒い展開が予想される。鉄、非鉄相場とも中国経済の動向で上にも下にも行くが、中短期的には安価な中国製品が流れ続けている間は、やはり下方への展開と思われる。

北九州市 解体業 石川興産