2015年8月25日より、500円値下げ。

中国発、世界的株価暴落が始まった。
25日夜間のニューヨーク市場では、一時1000ドル以上のパニック売りに見舞われ、引けは588,40ドル安の15,871ドルと、2日連続で500ドル以上の値下がりとなった。ニューヨークは、先週も1000ドル以上値下がりしている。為替もドル円が一時6円以上円高に振れ、116円台まで入り、118円51銭でニューヨークは引けた。各国は中国政府がなにがしかの対応策を取るのではと見守っているが、中国のファンダメンタルがかなり悪化していると見られるなか、何を出しても結果、中国の財政悪化に繋がり再度売られる可能性が高い。コモディティ関連も原油がWTIで38,36ドルと節目の40ドルを割って来ており、中国を始め世界の需要が、より減退すると見られジリ安基調推移となりそうである。ドル円もリスクオフの円買いユーロ買いとなっており、日本経済のマイナスも免れない。今回の混乱でドルの利上げも遠のき、利上げ近しということから買われてきたドル高の巻き戻しが始まっており、より円が買われる局面も有り得る状況となってきている。従って鉄、非鉄相場ともグローバルな経済、為替、原油等の状況を見ながらの展開となりそうである。山高ければ谷深し、中国経済は長い谷間に入っていく可能性大。

北九州市 解体業 石川興産