頼みの中国が空回り中、政府が不動産中心に景気対策を打っているのだが、頼みの不動産業界が、これまでの不良債務の処理に一生懸命で動かず、個人もこれまた多くの債務を抱え四苦八苦と官民とも膠着状態となっている。ここ30年位は、世界から積極投資が多くみられ、これが中国経済をここまで押し上げて来た訳ではあるが、香港の民主勢力への弾圧や台湾を始め他国への侵略を露わにし始めたことから、民主国家群が投資を敬遠する動きとなり、こういう政治姿勢を取り続ける限りは、資金が出ていくことはあっても入っていくことは限度があると思われる。又、中国国内に於いても、民間企業に共産党の介入が多くみられ、これまた動きの取れない状況となっている。法律上も、国内外の中国人すべてが国家指令の下での行動制約等があり、スパイ活動等も世界中で行うなど、年々付き合い切れない国家となりつつあるようだ。スクラップも3月以降7000円程値下がりしたが、状況を見る限り更に1万円は下げてもおかしくない状況となって来ているようだ。中国の債務は官民は合わせて6600兆円と年々増加しており、習近平が鳴り物入りで始めた一帯一路も低開発国に貸し付けた融資の大半が焦げ付き気味となっており、内需外需ともジリ貧といってもいいようだ。この先自棄になってプーチンの二の舞とならぬことを祈るばかりである。現在は世界的に景気の踊り場となっており、非常に難しい局面にもなりつつあるようだ。アーメン。
北九州市 解体業 石川興産