No.39-遠吠え通信迷惑版

円安に構造的変化

*米国の為替政策転換。

 アベノミクスで順調に円安株高と日本経済をけん引してきた構造に変化の兆しが点灯している。まず、米国のドル安政策への転換、昨年12月に量的緩和政策を終了させ、インフレ抑制策である段階的利上げに転換したはずであったが、世界的な経済不調や自国経済の伸び悩み、特にエネルギー関連企業が原油価格の低迷により倒産企業等が続出、この為、利上げ政策は当面棚上げとなった模様である。ハト派政策優先である。

*大統領選前は、景気最優先。

 又、米国のドル安政策転換要因の大きなものは、大統領選挙にあると思われる。まず自動車等の輸出産業等を、ドル安によって保護することにより国内経済の浮揚を図ることが、大統領選挙を有利に展開することが出来る。これまでの大統領選挙では、選挙の年に景気が良ければ、現政権党の勝ちに繋がっており、現政権の民主党も景気浮揚に必死である。FRBにも、そういう圧力は掛かっているはずだ。

*日本は為替監視国リストに!

 この度、米国務省は、中国、日本、韓国、台湾、ドイツを為替監視国とした、為替操作を不正に行っていないか、常に監視対象とされる。この5か国は米国への輸入が多い国となる。これにより、単独での為替介入や極端な通貨安政策は取づらくなった。

*日本、経常収支好転から、円高は常態化か。

 もう一つの円高要素は、日本国内の経済情勢にある。これは、日本の「貿易収支」と「経常収支」の問題で、14年度に貿易収支は原油高により10兆円の赤字となり、その為、経常黒字は5兆円以下に落ち込み、海外への支払い増から、125円の「円安」まで進んだが、15年度は、原油等エネルギー価格急落で、貿易赤字は5000億円まで減少、結果経常黒字は16兆円に膨らんだ。こうした円のファンダメンタルズが著しく好転していることが、金融政策で為替安を演出しょうにも出来ない要因となっている。

*世界もドル安を望んでいる?

 又、世界的にもドル安の方が、株式や資源価格も高く、新興国通貨も安定することから、ドル安は歓迎という意識が国際認識であるようだ。

 1~3月期の米GDPは、前期比0,5%増と市場予想を下回る低い伸びとなっており、米利上げ観測は後退している。本日6日は米雇用統計があり、4月非農業部門雇用者数(予想+20.2万人)がどうなるのか、悪ければドル安円高である。

 結果、+16万人と大きく悪化、本来ならば大きくドル安であるが、円に公的資金が入り、円高を阻止している関係で、引けは逆に円安で終了した。

 

 

 *中国、景気対策で鉄鋼等に先物バブル。

 3月の全人代会議で表明した景気対策以降、思惑的な実需と投機的な先物市場に株式市場より過大な資金が投下され続けており、上海先物取引所は投機資金抑制のために4月25日より取引手数料の引き上げを決めた。

 

 鉄鋼関連では異型棒鋼(Dバー)相場が過熱し、価格は昨年末より5割上昇、4月21日、1日の売買代金が、6055億元(約10兆3000億円)にも達し、これは現物に換算すると、2億2361万トンと、2014年度1年間の実需の取引量を上回るほどの過熱状態となっている。鉄鉱石先物も、昨年末より5割上昇、売買も過大に膨らんでいる状況が続いている。

 

 このように最近の鉄鋼製品(原油も同様)の値上がりは先物主導での急騰となっており、世界景気低迷の中で価格だけが独り歩きしている状況の為、世界中のメーカーはその対応に大変な状況が続いて行きそうである。

 中国株式市場が昨年末急落、それらの資金が先物市場に集まっているようだ。株式市場は国有金融機関が買い支える公的市場となっている。

 

*平和主義を装う共産党に騙されるな!

 *共産党の平和主義は大嘘。

 社会経験の少ない若い人々や女性達が共産党の掲げる平和主義的な綱領や甘言を並べたてる演説に騙されている場合が多いようだ。残念でしょうがない。

 日本共産党というのは、中国共産党、北朝鮮共産党とイデオロギーで結びついておりほんしつてきには同類である。

 これらの国では、如何に人間の尊厳が失われ、どれだけ残虐非道なことを繰り返し行っているかを、最も大切な共産党国家の歴史を含め、よく調べて欲しい。

*共産党の創設は人殺し集団(本当です)

 日本共産党は、人殺し集団が旧ソ連の日本の出張所みたいなものとして誕生したもので、勿論暴力革命を目指した団体である。基本的にイデオロギーの違うもの、行動を邪魔するものは殺してきた怖い怖い党なのです。

 

 私などは、中国や中国の勢力が及ぶアジア圏等に行ったら、いつの間にか行方不明となるか、やれスパイ行為があったとか麻薬を所持しているとか等で連行され、拷問死刑でしょう。共産党というのは、そういう党なのです。今の中国がどれだけ言論統制されているかは皆さんもよくご存じと思われます。行方不明者が連日何十人、何百人出ていますね。こういう党の表向きの甘言に騙されてはいけません。

 

*共産党は人類の敵(億以上の市民が殺戮されている)

 共産党は表向き言っているような平和主義の政党では絶対にない。綺麗ごとを並べていかにも国民の味方面をしてはいるが、いざ第一党でもなると、これまでの衣を脱ぎ捨てて本性を表してくる。共産党というのは人権無視、人命軽視、自由な言論も行動も許さず、勿論結社の自由も政府批判等投獄わるくすれば死刑です。

 皆さんには、共産党の歴史をよく調べて下さい。世界で億以上の善良な人々が殺されています。プロレタリアート独裁等労働者を騙すためのもので、いいのは一部幹部だけで、ほんの一握りの連中が、豪華な王侯貴族のような暮らしをしているだけで、その他の国民は自由も何もない奴隷と同じです。

*天安門事件(血塗られた歴史)

 学生や労働者が民主化を求めた天安門事件のフィルムを見たことがありますか。天安門を解放軍が囲み数万人をみな殺しですよ。戦車部隊が立ちはだかる学生たちを戦車で次々となぎ倒して進んでいきます。みんなペッチャンコですよ。こんなことが許されますか。人間として絶対に許すことは出来ません。私はこの映像を見て怒りに震えました。涙も止まりませんでした。共産主義ではこれはほんの一握りの出来事で我々の見えないところで、もっと残虐な行為が行われているのは間違いありません。

*中国人検証・・・黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国韓国」

 高速道路でトラック荷台の生簀が爆裂、飛び散る魚を見て、後続車が次々にブレーキ、中から飛び出して「いただこう!それ!!」

 中国は間違いや過失を犯した人、あるいは事故や天災による被害を受けた人ですら、他人から最大限叩かれたり利用される社会です。

 今年3月24日、湖北省襄陽市で、漁民がいけすをトラックに載せて高速道路を走っていたところ、そのいけすが破裂して高速道路上に魚が散乱。後続の車が次々と停止したのですが、それは落下物をよけるためではなく、散乱した魚を拾い集めて持って帰るため。傍らで「やめてくれ」と懇願し、ついには泣き出してしまった漁民には目もくれず、皆喜々として思わぬ獲物を持ち帰ったそうです。・・・・

 事故や天災において人命救助よりもその「おこぼれ」を我先に奪い合うのが漢民族の風習となっているのは、それが「天からの恵み」だと考えられているからです。ですから誰かの悲劇を喜ぶことが数千年の伝統となっているのです。

 だから、他人の不幸は最大限利用するというのが、中国人の考えなのです。日本人はこのことを理解していないために、中国へ進出したり、あるいは日本で中国人を雇ったりした場合、後で泣きを見ることも多いのです。

 

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