2018年12月7日より500円値下げ。

韓国現代製鉄がこの度米屑5万トンを成約した価格がFOB換算でトン当たり@3万3千円~3万3千5百円、東鉄九州の特A価格がこの度の値下げで@32700円と、米屑輸出価格を下回る価格帯となってきた。ほぼいい水準まで来たように思われるが、中国に於いて鋼材、鉄屑価格が下がり始めたことに影響を受け始めたようだ。中国発のビレットや鋼材の安値での引き合いが出始めており、米中対立が先のG20で幾分和らいだと一時的に鋼材の反発はあったものの、2月末の期限で答えは出ないだろうと、再び米中の株式市場は大きく下落してしまった。米中戦争は表向きには貿易戦争となっているが、これは米中の覇権争いであり、中国共産党と民主主義や国民主権とは相いれない異質のイデオロギーを持った恐怖の独善独裁主義の台頭であり、世界としても何としてもこの人権無視の共産主義国を抑え込まなければならない。これは新たな冷戦の始まりであり、これから長い長い対決の始まりである。経済の動向にしても米国が今後どういう動きをしてくるかによって変わってくることから、当面は中国の景気の落ち込みを含め、先行きは見通し困難状況が続くことになる。

北九州市 解体業 石川興産