マーケットトピックス H31.2.18

*国家非常事態宣言トランプ大統領は、予算通過させた後、国境の壁建設の為の予算を大統領権限で国家非常事態宣言をし獲得させた。これで反トランプ派が一斉に反発を始め、米政界はより混乱状態となっている。特に民主党左派は、トランプの人種差別発言や女性蔑視発言に女性議員中心に猛反発しており、当面は騒がしい状況が続きそうだ。

*国境の壁は必要では。トランプ憎しで大騒ぎしているが、中南米から多数の犯罪者や麻薬が入って来ているのは事実であり、国境の壁位は必要であろう。壁を作るとなると何十万トンの鋼材も使うし、多数の労働者も必要となる。最低限景気対策と不法な移民と薬物はある程度防ぐことが出来る。*政府機関閉鎖を回避さす為に壁予算13億7500億ドルに署名したが、トランプのいう予算57億ドルとかけ離れていたために大統領権限で予算を獲得した。

*二期目は難しい。但しトランプのあまりに強引すぎる政治手法や行き当たりばったりの朝令暮改的言動は、米大統領としては、やはり不適格と思われる。ここで注目するのは「ペンス副大統領」だ。彼の言動に注目していれば、米国本来の世界の指導者であるべき、強い米国を再びという気持ちが伝わってくる。ケネディ以来の強い大統領になれると思われる。私は「ペンス」を大統領にと願望したい。

*ペンス副大統領、ミュンヘン安全保障会議~(日経新聞ヨリ)ペンス副大統領は16日ミュンヘン安全保障会議で演説し、強力な軍事力を背景とした「力による平和」を目指す考えを強調した。中国の通信機器大手のファーウェイに触れ「中国の法律で巨大な保安組織にデータを提供するよう要求されている」と主張。「通信技術や安全組織にデータを提供するように要求されている」と主張。「通信技術や安全保障システムの安全性を傷つける企業を排除するように求める」と同盟国に呼びかけた。

*ペンス氏はトランプ政権は1980年代以来となる資金を軍事分野に使い「史上最強の軍事力を構築している」と説明。核戦力増強やミサイル防衛システム開発を進める考えを強調している。

*27~28日に予定する米朝首脳会談にも触れ、北朝鮮が過去に非核化の約束を破棄した経緯を念頭に「我々は過ちを繰り返さない」と説明。慎重に非核化交渉を進める考えをにじませた。北大西洋条約機構(NATO)については「まだやるべきことが山積している」として欧州諸国に軍事費の確実な増額を求めた。ロシア政策ではウクライナ進攻などを非難し「責任をとらせる」と強調した。

*中国企業業績悪化顕著、上海,深セン市場上場の3600社のうち、18年12月期の最終損益が前の期を下回る企業は約1100社に上る。うち約400社が最終赤字となっている。又、企業が発行する社債の債務不履行が増加しており18年に1200億元(約20兆円)発生している。その為社債の発行金利も上昇しており、間近3か月の平均利率は7,8%と1年前より2%上昇している。