マーケットトピックス H30.6.30

***スクラップ、解体工事のご用命は弊社にお願い致します。石川興産

*6月29日、働き方改革法が成立。脱時間や同一賃金を導入。

*残業時間の上限規制、残業は年720時間以内、単月で100時間未満(大企業2019年4月、中小は20年4月施行)

*同一労働同一賃金、基本給や手当で正規社員と非正規社員の不合理な待遇差を解消(大企業2020年4月、中小21年4月施行)

*脱時間給制度の導入、高収入の一部専門職を労働時間の規制から外す。

*米国、外資制限厳格化へ。中国企業の米国進出を既存の対米外国投資委員会(CFIUS)が審査を厳格化する。

*EU首脳会議で移民流入阻止で合意。EU首脳会議でEU外の第3国に移民センターを設置し、無秩序な移民流入阻止で合意。それを受けてユーロは急伸したが、詳細は決まっておらず、尚流動的。

*日米通商会議。7月7日に予定されている茂木経済財政相とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表との協議では、自動車輸入関税等と円の実質、名目の為替レートについて話し合いが持たれる。円安是正の要求が警戒される。

*米中報復関税合戦。7月6日に輸入関税賦課(約340億ドル)、7月末に(約160億ドル)と別途2000億ドルの輸入関税と続く。中国もそれと同等の報復関税を予定。

*中国東シナ海、ガス田開発。東シナ海日中中間線付近で、中国は大型の17基目となるガス掘削用プラットホームの建設に入った模様。日中合意を無視して一方的な開発を加速している。

*トランプ政権、日本にイラン産原油の輸入停止要求。シリア、ソマリア、イラク等の混乱にイランが関わっていると、米国はイラン合意を脱退、各国に経済制裁を要求、日本にもイラン産原油の輸入停止を要求。イラン産原油は日本の輸入量の5%程度を占める。*中国はイラン産原油の禁輸を拒否。米国と新たな火種か。

*トランプ、プーチン会談。7月16日、北大西洋条約機構[NATO]首脳会談後、ヘルシンキで行われる。

*クロドー米国家経済会議(NEC)委員長「トランプ大統領は中国に対して譲歩しない」

*習主席、マティス米国防長官との会談「祖先から引き継いだ領土は一寸たりとも捨ててはいけない。」

*安倍首相、来年10月の消費税上げ、リーマンショック級の出来事がない限り予定通り実施する。

TPP年内発行、関連法が成立。米国を除く環太平洋経済連携協定(TPP)参加11か国の新協定「TPP11」の関連法が参院本会議で可決成立した。