2020年8月26日より500円値上げ。

世界的な景気回復期待とコロナ禍、夏場の発生減と上昇中であるが、これ以上の上昇に入るには、現状では材料不足と思われる。東のトルコ,西のベトナムと近隣への鋼材輸出が好調な分、輸入屑を積極的に買い入れし世界の原料市場を支えているようだ。これも米国、中国が必死の経済対策を行っているおかげでもあり、日本経済も安全保障と同じく他国頼みというのは情けない限りである。このコロナ禍で輸入頼みでは有事の際は物流や生産が止まると身に染みたであろうし、この際例えコスト高になろうと企業は生産工場の国内回帰を進めるべきであり、今の米中関係を考えると米国をとるか、中国をとるかの選択を迫られる状況も考えられる。企業が本格的に国内回帰を始めると国の財政問題も好転するであろうし活気ある日本への回帰ということも十分あり得ることである。ここからは世界経済が更に好転するのかどうかで決まる。

北九州市 解体業 石川興産