2020年6月11日より1000円値上げ。

余程入荷が低調なのか、えらく短期急騰型の値上げとなっている。今はいくら上げても発生が薄く満足できる集荷は出来ないのは分かっているはずだが、輸出に向かっている玉を少しでもということであろう。中国の補助金を含めた内需拡大策で鉄筋需要が拡大、それがアジア地区でのビレットの高値調達にも繋がり、トルコの買いも世界の価格を押し上げてきているようだ。第二次大戦後、世界経済がこれだけ停滞したのは初めてであり、その反動高は当然ではあるが少し上げ過ぎかなとも思われる。今後中国は増加を続ける自家発生屑を処理するために、又二酸化炭素の発生抑制の為、電気炉での生産を奨励しており、すでにそのスクラップ争奪戦の序曲が始まっているのかも知れない。世界の在り方、人の暮らしの在り方が大きく変化しているので、予測をすることは困難ではあるが、人の命を風船のように扱う共産党国家が台頭してくるなど、そろそろ地球自体の大きな変革も起こってきそうな、世界の終わりに近づいているのかも知れない。

北九州市 解体業 石川興産