2018年11月28日より500円値下げ

もうそろそろであるが、調整の値下げが続いている。海外価格より上値にあった為、そのスプレッド潰しの動きであるが、米中貿易戦争もあり市場が弱気になり過ぎている嫌いもあり、業者のメーカーへの積極的な納入が続いている。又、東京製鉄にはロシア屑等の輸入屑が入荷しておりメーカー在庫も潤沢となっている。ここにきて中国の製品、スクラップ等が値下がり傾向となっていることが気がかりな点であるが、今のところ意外に新興国が頑張っており、中国経済の一段の悪化が表面化するまでは、もうそろそろ下げ止まりとなるものと思われる。但し、月末のブエノスアイレスで行われるG20で米中首脳会談を期待する向きもあるが、貿易戦争の手打ちは、ほぼ難しいと思われるので、その場合それを悲観した中国株の更なる値下がり、経済の悪化も十分考慮に入れなければならない。日本経済も五輪特需、災害特需は来年前半には終了し、大阪万博特需もこれからある程度は期待出来るものの、やはり中国経済が今後どうなるのか。それにより世界経済の行く末も決まってくると思われる。ジャパンアズナンバーワンから欧米の陰謀により30年間の成長なき経済であったように、出過ぎた中国を叩くために欧米諸国が結束しつつあるようだ。中国共産党政府が潰れればそれは解決するのであるが、さてどうなることやら。

北九州市 解体業 石川興産