2018年11月07日より500円値下げ。

海外相場にさや寄せの動きが続いている。米中貿易戦争の影響は株式市場には出ているが、世界的な景気動向は中国が減速気味ではあるが、現在のところはドル高の影響で新興国の金融情勢が資金流出の影響で懸念はされているものの中国の対米輸出が減少した分アセアン諸国等の輸出が好調になったりとトータルでの落ち込みは限定的である。この6日に米国の中間選挙が行われ7日には結果が判明するが、トランプの共和党が勝利するのか民主党が下院を押さえるのかによって経済と金融情勢に変化が現れると思われる。ただ世界一のスクラップ輸入国のトルコはサウジアラビア情報部が行ったイスタンブールでの記者殺害事件で米国に協力することによって経済封鎖問題も解決の方向に向かっており、これはトルコ経済にとって大きな転換期となり欧州、イスラム、アフリカ向けに鉄鋼製品の輸出も活発化していくと考えられる。中国も10月より高炉生産は環境減産を余儀なくされ、それに代わりスクラップを主原料とする電気炉生産が増加している。今後世界各地は冬季の積雪問題等で流通が落ち込むことも考えられ、米国、中国ではそれが顕著に表れることも毎年起こるので、ここから先は米国問題、米中問題、原油問題等に気候問題が加わり、より複雑な先行きとなりそうである。*日本は暖冬らしいですが。現在は調整中です。

北九州市 解体業 石川興産