2018年8月22日より、500円値上げ。

中国の鋼材の値上がりが、相場を引っ張っている感ではあるが、日本国内も五輪景気と災害復旧で底堅く推移しているようだ。又、お盆休みと猛暑、そして台風と発生も夏枯れプラスアルファで振るわない状況となっている。ただ国際的には不安要素は多く発生しており、米中の貿易戦争、米トルコの米牧師拘束をめぐっての抗争や米金利の独歩高で新興国経済が傾き始める等、この状況が続くようであれば冗談ではなくデフォルト宣言する国が出てくる可能性が高い。この度、デノミ宣言をし通貨を10万分の1に切り下げたベネズエラ等、破綻の可能性が強いが、その他にもトルコ、南アフリカ、ハンガリー、チリ、ポーランド、インドネシアそれと前政権で中国からの借款の増えたマレーシアあたりも外貨準備が少なく体力的に厳しい国と言われている。中国も又、超過剰債務国として、これからの経済運営の難しさが言われており、中国株式は先行きの困難さから年初来20%ほど下落してきている。現在は米国、インド、日本、ドイツ等が引っ張っているが、それも米国の大減税政策で米経済が潤っている間はいいが、もし米経済が減速したり、中国経済に不測の事態が生じれば世界経済が大波乱となる。そういう要因も数多く含んだ状況であると頭に入れておくべきである。

北九州市 解体業 石川興産