2015年8月5日より、500円値下がり。

マークイットエコノミストが3日発表した7月の中国製造業PMI(購買担当者景気指数)の改定値は47,8と市場予想の48,3を大きく下回り2013年7月以来の2年ぶりの低水準となった。又、3日の上海総合指数も前週比1,1%安の3622,91と7月8日以来の安値となった。NY原油先物9月限も、45,74ドルとジリ安を辿っている。原油と同じく中国の景気減速を嫌気して金、銅等のコモデティ関連も値下がりが続いており、専門家は更なる下落を予想する向きが多い。鋼材(半製品含む)は、1月~6月で5240万トンと前年同月比27,8%増と高水準の安値輸出が継続しており、中国経済の落ち込みが続く中、輸出ドライブが収まる気配は見られない。  今週末には米雇用統計の発表がありそれ次第で米利上げが左右されることになり、早期利上げとなると、株、コモデティ関連も値を下げることになる。中国には最近おかしな噂が飛び交っており、外貨準備高が1兆ドルも2兆ドルも言われている数字より少ないとか、GDPの伸び率も本当は7%増ではなく、3%以下ではないかとか権力闘争の泥沼化する中、政治経済とも混乱が続いていることが伺われる。山高ければ谷深し。1920年代の米大恐慌の再来を不安視する向きもあり、要注意が必要か。

北九州市 解体業 石川興産